退学届を提出した明智は、寺尾校長(いとうせいこう)、長井(松下奈緒)、原田と話し合うことに。校長たちが明智の父・純一と話したいと言うと、「呼んでも絶対来ないですよ」と答える明智。原田が「なぜ辞めたいのか」と尋ねても、明智は答えようとしない。そんな中、2年3組の生徒たちにも、明智が退学届を出したことが知られてしまう。
長井は純一に会うため、明智の家を訪ねると、明智は父と一緒に暮らしていなかったことが判明。純一は自らの過ちをきっかけに仕事を失って以来、家族に暴力を振るうようになったという。明智の母は家を出ていき、明智は母が彼のために残した200万円を使って生活するしかなかった。そのことを知った純一は、200万円は自分の金だから返せと明智に要求していた。純一は、「金を稼いで返してもらうために明智には学校を辞めさせる」と長井に言い放つ。
一方、原田と田中(桐山漣)は、東条(道枝駿佑)と若林(長尾謙杜)から明智の家庭事情を聞く。明智が父親のせいで学校を辞めるかもしれないと聞いた東条は、自分が明智を誤解していたと気付く。そんな東条に原田は、仲直りを手伝ってもいいと提案。明智の居場所を突き止めた原田は、東条たちに「明智を迎えに行ってほしい」と頼む。
明智を迎えに行った、東条が「一緒に来てほしい」と言うと、明智は拒絶。その時、原田から電話がかかってきて、明智に向けて「お前の父親は預かった!」と誘拐犯のようなせりふを言って電話を切る。
明智たちが原田の指定した場所へ向かうと、原田と純一、さらには2年3組の生徒たちが待っていた。
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