7月12日(金)公開の映画「広告会社、男子寮のおかずくん 劇場版」で主演を務める黒羽麻璃央にインタビュー。
数々の舞台で注目を集め、近年ではテレビ出演も増えている注目若手俳優の一人・黒羽に、主役の西尾和(おかずくん)を演じた本作への意気込みや裏エピソード、テレビ出演への思いなどを聞いた。
――映画化、おめでとうございます。映画はドラマより尺が長い分、仕事ドラマとしての側面も深まっていましたね。
ありがとうございます! 僕の同年代でも、毎日スーツを着て会社員務めするのは当たり前の生活だと思うんですけど、それが僕にとっては当たり前ではなくて。すごく新鮮というか、会社内でもこういう人間関係の付き合いがあったりするんだな、と“当たり前”を感じられてうれしかったです。
――身近ではなかったサラリーマンの役作りで、モデルや参考にしたものはありますか?
人というより、原作を読んで作りました。僕、どちらかと言うと東良のような人間を演じることが多かったんですよ。三枚目でおちゃめというか。自分の中で「おかずくん要素、持っているかな?」と思ったときに、実はあまり持っていないかなと。
原作を読みつつも、4人(黒羽、東良啓介役の崎山つばさ、北一平役の小林且弥、南郷正役の大山真志)のバランスの中で役を作っていきました。
おかずくんは、一生懸命にいろんなことに取り組んでいける人間。そういうところを、もし視聴者やファンの皆さまが「似ているよね」と感じてくれていればいいなと思います。
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