寺西拓人&矢田悠祐、濃厚二人芝居が開幕!「老後もマラソン行こやぁ~」

2019/05/31 18:41 配信

芸能一般

左から演出のTETSUHARU、寺西拓人、矢田悠祐

舞台「マラソン」が東京・DDD青山クロスシアターで開幕。先立って公開稽古が行われ、出演する寺西拓人(ジャニーズJr.)、矢田悠祐、演出のTETSUHARUが取材に応じた。

市内マラソンに出場するため、郊外をランニングする幼なじみの男2人。話しながら延々と走るうち、それぞれの思いがけない姿が浮かんできて…という物語。寺西と矢田は客席にはさまれたステージで、約70分間走りっぱなしで2人芝居を。しかも公演によって2人の役を入れ替えるという前代未聞の試みに挑んだ。

公開稽古を終えた寺西は「初主演、初ストレートプレイ、初2人芝居、初の役入れ替え。初づくしなんです」と充実の表情。矢田とは3回目の共演、プライベートでも旅行に行くほどの仲の良さとあって「普段のノリみたいなものがいい意味で出ることがあって、TETSUHARUさんも汲んでくれる」と信頼関係をうかがわせた。TETSUHARUは「2人は今回を経てものすごく成長したと思っています。役をスイッチするということは、台本をすべて覚えるということ。動きも込みで丸々というのは相当なプレッシャーだと思うが、もう自分もお客さん側で見たいくらい、安心して見ていられる」と太鼓判。矢田は「こんなに覚える?ってくらいセリフを覚えました。稽古始まって2週間、3週間、まだ覚えるか!?みたいな。自分の役名で相手を呼んでしまったり大変でしたけど、稽古の段階から最後のほうは毎日役入れ替えで、毎日確認しような、って」とハードな舞台裏を明かし、寺西も「気合しかない!」と笑顔で振り返った。

走りづづける様子を舞台上で表現するため、フォームもかなり注意したというTETSUHARU。「2人ともミュージカルの人で、歌って踊っても息が乱れてない、というのが、息遣いがもっと欲しいところでも、染み付いちゃってるので」と、2人のポテンシャルゆえの思わぬ苦労もあったようだ。

今後もマラソンを走る?と尋ねられた2人。「老後の楽しみに…じゃあ(笑)」(寺西)、「2人で老後に?『マラソン行こやぁ~』って(笑)」(矢田)と、最後まで息の合ったところを見せていた。

本作は6月17日まで同所で公演。

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