吉高由里子がにっこり笑顔で「くちびるを総なめしました！」

2011年4月1日（金）から公開される映画「婚前特急」の完成披露試写会が12月14日、都内で行われ、出演者の吉高由里子、加瀬亮、浜野謙太（SAKEROCK）、青木崇高、吉村卓也、榎木孝明と、前田弘二監督が登壇した。

同作は、5人の男性と付き合っている24歳の女性が、友人の結婚をきっかけに、5人の中から本気の結婚相手を探すラブ・コメディー。

5人の彼氏と付き合っている主人公チエを演じる吉高は、自身の役柄について「“欲張りだな”と純粋に思います。5人と付き合えちゃうチエのアグレッシブさと、ポジティブさには感心します」と印象を語った。さらに、それぞれとのキスシーンを振り返り「人間のくちびるはいろんな種類があるんだな、と身をもって体験しました。いろんな年代の方と、いろんな恋愛を重ねてきた方たちのくちびるを総なめした（笑）」とにっこり。チエの彼氏の1人、道雄役の青木は「リハーサルからキスシーンで本当にキスをしていたら、助監督から『リハーサルではキスはいいです』と言われ、すごく恥ずかしかった…」と、照れながら話すと会場からは笑いが起こった。

54歳の美容室オーナーでチエの彼氏の1人、正良役の榎木は「自分だったら、この5人の中から誰を選択するかをシミュレーションしながら見たら、さらに楽しく見られると思う」と本作の楽しみ方を紹介。また、吉高について「なぜ、彼女がこの時代にウケるのかが、分かるような映画になっていると思う。とてもキュートで天然で奔放。いじり甲斐があるのかないのかよく分からないところが魅力」と、すっかり吉高のとりこの様子。

吉高にハマったのは榎木だけではないらしく、加瀬も「とにかく現場で笑っちゃってしょうがなかった」と、吉高との共演が相当楽しかった様子。さらには、前田監督も「チエは勝ち気でわがままですが、吉高さんがチエという人間を、かわいい人間にしてくれた」と大絶賛し、現場の雰囲気の良さをうかがわせた。