――松岡修造さんについての印象は?
松岡さんはスポーツ選手のメンタル部分が分かる方。その一方で、打合せの時に「視聴者の方が分かるような言い方をしよう!」とおっしゃるんです。選手のメンタルの部分は松岡さんに伝えていただいて、僕は感じたこと、技や競技の内容に関して視聴者の方に分かりやすく伝えていければと思っています。そういう意味ではいいパートナー関係ができているのかなと思います。
――プレゼンターとして大会の見どころ、意気込みをお聞かせください。
1年間、選手の方々を取材させていただき、調子がいい時やあまりよくない時も見てきています。そんな選手たちの頑張りだったり、競技への本気度などを僕はしっかりと全力で視聴者の方に伝えていけたらと思います。オリンピックの1年前ということで、オリンピックを楽しんでもらうためにも、体操競技の魅力を伝えたいですね。
今回も体を張って、できれば、昨年よりも難しいことにチャレンジしてみたいです。
――コンビを組まれる知念さんの印象は?
知念さんは体操の技を全部理解された上で、何がポイントなのか、どこが難しかったのか、を自分で考えて伝えられる方なんです。そういう意味で、僕は知念さんから体操を教えていただいている感覚がありますし、より応援や選手のメンタル面の話に徹することができる。いいダブルスのパートナーですね。
――メインキャスターとして大会のみどころ、意気込みをお聞かせください。
大会名こそ「世界体操」ですが、僕の捉え方としては2020年の東京オリンピックの前哨戦です。世界体操での結果がどうなるかによって、これからの1年の過ごし方も変わってしまう。だから結果も大事ですが、選手一人一人の挑み方が大切。僕は彼らの本気度を一番伝えたいと思っています。
あと試合後の知念さんと二人でやる選手インタビューで、僕らが“あうん”の呼吸で頑張っているところをぜひ注目して見ていただきたいですね(笑)。
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