桜田ひより、声優初挑戦に「音を立てずに台本をめくるのが難しかった」

2019/06/07 11:14 配信

映画

舞台あいさつには桜田ひよりの他、赤池紗也加、広江奈美、山本寛監督が登壇した。後列右はMCを務めたこにわ(C)Yutaka Yamamoto/Project Twilight


ストーリー


福島・いわきの女子高校生・佐智(桜田ひより)は、2011年3月11日に起きた東日本大震災で心に傷を持ち、それ以来、友達や家族とどこか距離を置きながら、人にも恋にも無関心に生きていた。

幼い頃からバイオリンを続け、高校で音楽部に所属しながら文化祭で四重奏を披露するため、日々練習に追われている。

同じ頃、震災で実家が帰還困難地域となり、いわきに避難してきた男子高校生・祐介(加藤清史郎)は、当たり前の景色が失われてしまう現実を目の当たりにし、“美しい今”を絵画として残すため描き始める。

展覧会に出品する夕景画を描くために田園風景を訪れた祐介は、夕映えの中、佐智と出会い、心の交流を続けていく。やがて、二人の淡い思いは「恋」へと発展し…。