――バラバラにレコーディングする難しさがあるんですね。
高嶋:これまでレコーディングした楽曲を思い浮かべると、大体こういう感じで編集されるのかなって何となく分かるんです。だから、メンバーの声が重なった時に、高い声だけじゃなくて低い声も入れていろんなシャウトがあった方がいいのかなって想像して、自分はこの辺のキーで行ってみようかなと考えながら歌っています。
櫻井:そういえば、あかりんは英語の発音も違うって言われてたよね?
脇:一応、みんな全部のパートを歌うんですけど、菜七ちゃんの英語の部分が全然言えなくて。
高嶋:「We'll lead you now」とか?
脇:うん。全体的に、かなり苦労しました。
――いさき(櫻井)さんも、テンションの面で苦労しましたか?
櫻井:私は(グループ内ユニットの)「ぐーちょきぱー」の時にバカみたいなテンションで「YEAH!」とか「GO!」っていう掛け声をやっているのですごく楽しかったです。
ただ、菜七ちゃんのラップパートは歌っていてむずがゆい気持ちになっちゃいました(笑)。
脇:菜七ちゃんに任せるって言ってたもんね。
――任された菜七さんのレコーディングの感想は?
高嶋:私は2回ぐらいで終わりました。やっぱり、英語の方が歌いやすいです。
脇:え、そうなん? 私は、わけ分からんやった(笑)。
高嶋:でも、あかりと同じで「Fever,fever,go!!」はムリでした(笑)。レコーディングの時は一人で個室に籠っているので、なかなかテンションが上がらないんです。
スタッフさんから「もっと、もっと」って言われたので、チアリーダーみたいに思いっきり口を開けて元気に歌うことを心掛けました。
――「SUPER DUPER」は、どんな気持ちを込めて歌っていますか?
高嶋:他のかっこいい感じの曲とは違って、かわいく笑顔で歌える曲。歌詞を届けるのはもちろんなんですけど、表情や振り付けなどで私たちなりのかわいさを皆さんに届けたいと思いながら歌っています。
櫻井:今、菜七ちゃんも言いましたけど、振り付けとセットで楽しめる曲。たぶん、違う振り付けだったら曲の印象が変わっていたような気がします。
私たちも歌ったり、踊ったりしている時はハッピーな気持ちになっているので、皆さんにもそんな思いが伝わればいいなと思います。
脇:テンションが上がれば自然と「頑張ろう!」という気持ちになるし、笑顔にもなれるので、みんなと楽しい思いを共有したいです!
――続いては、いさきさんにカップリングの「Starship Flight」の聴きどころをお伺いしたいと思います。
櫻井:これは、CDデビュー5周年のアニバーサリー曲。Aメロの次にちょっとニュアンスのあるラップがあるんですけど、そこを私と(橘)二葉で担当していて。
韻を踏んだクールな感じと、サビでバーンって上がる感じのバランスがすごくいいんです。レコーディングの時にかっこいい世界観だなと思いながら歌っていました。まだ、披露していないですけど(取材日時点で)、振りも全部入っています!
高嶋:たぶん、入ってないです(笑)。
櫻井:いや、入っていたんです(笑)。ただ、時間がたってしまったので…。
高嶋:2日間だけ、振り入れしてもらったんです。
櫻井:振り付けも込みで「SUPER DUPER」とは全く違う、ある意味自由なナンバーだと思います。
――振りによって、自分の中に入りやすい、入りにくいっていうことはあるんですか?
脇:ありますね。
高嶋:いっぱいあります。
脇:二葉から「これは、あかりんが苦手なダンスナンバーやで」って言われたりします(笑)。
高嶋:二葉らしい(笑)。
櫻井:そうだね(笑)。
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