宗田理の原作小説「ぼくらの七日間戦争」は刊行当時、学生運動世代の管理教育といった社会背景が下地にあったことで、中高生を中心に人気を呼びベストセラーに。その後「ぼくら」シリーズとして、30年の長きにわたり40作を超える続編が発表され、主人公の菊地英治や中山ひとみは、シリーズを通じて中学生から高校生、大学生、そして大人へと成長していく姿が描かれ続けている。
そして、原作小説の刊行から3年後、1988年に公開された実写映画は、今や実力派女優として知られる宮沢りえの女優デビューにして初主演作として大ヒット。戦車や廃工場でのアクションといった大胆な演出が反響を呼んだほか、映画の主題歌となったTM NETWORKの「SEVEN DAYS WAR」もヒットチャートをにぎわせた。
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