SKE48のメンバー16人がそれぞれ選んだ楽曲でセンター(=ゼロポジション)を務め、その中から”ナンバー1センター”を決める「SKE48 ゼロポジ公演 2019」が、6月10日に愛知・Zepp Nagoyaで開催された。
2018年に公開されたドキュメンタリー映画「アイドル」のBD・DVD発売記念ライブとして行われた今回の公演。
古畑奈和と江籠裕奈の5期生を筆頭に中堅から若手のメンバー16人のみによる公演という点では、11年目以降のSKE48の未来を示すライブともなった。
ナンバー1センターを決定する審査員にはSKE48キャプテンの斉藤真木子、結成初期から振り付けを手掛けてきた牧野アンナ、コアなSKE48ファンとして知られるユリオカ超特Q。さらに客席にはBDやDVDを購入したファンと、会場は純度100%のSKE48ワールドな空気に満ちた。
曲目をスタッフが決めないライブとしては「リクエストアワー」があるが、SKE48では2016年11月にメンバー全員が与えられた持ち時間10分を自由に使う「みんなが主役! SKE48 59人のソロコンサート〜未来のセンターは誰だ?〜」があった。
今回の公演は後者に近いものだったと言えるが、1曲限定という点で各メンバーの個性や力量、曲に対する思いをより濃縮された形で表現。ステージ暗転からの歌唱メンバーへのスポット、そしてイントロという曲目発表の瞬間に、さまざまなどよめきや歓声が起こった。
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