江籠&古畑を筆頭にSKE48新世代が16色のセンターを見せたゼロポジ公演

2019/06/13 17:45 配信

アイドル

「恋を語る詩人になれなくて」(荒井優希センター)


overtureに続く1曲目として歌われたのは、熊崎晴香センターの「前のめり」。初期のSKE48を支えた松井玲奈のラストシングルで、センターへの熱い思いをぶつけた。SKE48の10年の歴史を振り返りつつ、未来へ進むためのライブという意味で感慨深い幕開けに。

続いて「ずっと後ろで歌ってきた曲をセンターで歌いたかった」という荒井優希の「恋を語る詩人になれなくて」、「この曲でセンターを務めるのは2回目」という最年少メンバー・野村実代の「Escape」、10周年イヤーにリリースされたシングルで「周りの色に流されないぞという気持ちで選んだ」という井上瑠夏の「無意識の色」など、それぞれ曲に対するこだわりを感じさせるナンバーが並ぶ。

MCを挟むと、セットリストは劇場公演さながらのユニット曲コーナーへ。

鎌田菜月は研究生時代に歌っていた「渚のCHERRY」をセンターで、江籠裕奈は「SKE48のオリジナル公演の中で唯一歌ったことがないユニット曲」だという「雨のピアニスト」、末永桜花は“目からビームの先輩(柴田阿弥)”のセンター曲「天使のしっぽ」を披露。

「Glory days」(後藤楽々センター+松本慈子、北川愛乃)


「Glory days」を歌った後藤楽々は「太陽のようだと言われるので、“太陽=Glory”な曲を選んだ」とさらっと語ったが、松井珠理奈の後継者としての決意表明とも受け取れた。

「愛しきナターシャ」(谷真理佳センター)


谷真理佳はHKT48時代の先輩である指原莉乃がAKB48の公演でセンターを務めた「愛しきナターシャ」という移籍組ならではの選曲。

佐藤佳穂はセクシー担当ならではの「抱きしめられたら」、竹内彩姫は初のソロ歌唱で峯岸みなみの「私は私」、北川綾巴は「SKE48で一番好きな曲だけど、歌ったことがなかった」という「微笑みのポジティブシンキング」を歌い、ユニット曲コーナーを締めくくった。

「抱きしめられたら」(佐藤佳穂センター)


ここで審査員席に話を振ると、斉藤真木子が後輩たちの成長ぶりに涙で声を詰まらせるひと幕も。その姿には客席から大きな歓声が上がった。