日本ロックシーンにおける数多くの伝説的ライブのなか、歴史的ライブとして永遠に刻まれるであろうBOφWY(ボウイ)最後の公演“LAST GIGS”(1988年4月4日、5日/東京ドーム”BIG EGG")。
このラスト2日間の“セットリストを完全版”として収録した作品が、31年という年月を超え、遂にリリースとなった。(ライブ音源を完全収録)
以前、リリースとなった『LAST GIGS COMPLETE』は、主に4月5日の最終公演を中心としながら、4月4日公演の音源からもセレクトし再編成された内容であったが、今回の作品では、2日間の公演が初めて”ありのまま”に収録されている。
絶頂期での解散宣言。まだまだ伝説にはならない!とメッセージを残し、6年間の活動に終止符を打ったBOφWY。その先に続くロックバンドのスタイルに、新たなイノベーションを起こし、“憧れるだけのロックバンド”ではなく、“目指すべきロックバンド”として、多くの若者たちのカリスマ的な存在となった80年代・最強のロックバンド。
彼等をリスペクトしているのはアーティストだけではなく、俳優、芸人、文化人にも数多く存在している。
BOφWY後、彼らのスタイルを継承するバンド(BOφWY CHILDREN)が数多くデビューを果たし、”空前絶後のバンドブーム“という社会現象まで巻き起こし、解散した後でも人気は衰えるどころか、新たなファンをさらに獲得し続けていった。
いまだ「再結成して欲しいバンド。No.1」にランキングし続けるカリスマ的ロックバンドのエピローグは、どのようにして幕が下ろされたのか?
”LAST GIGS”と銘打った最後の2日間、メンバーとファンはどのような音楽、言葉、空間、時間を共有していたのか?リアルなドキュメントとしても、是非楽しんで欲しい。
また、この“LAST GIGS”は、音楽シーンにおける「ひとつの時代の終わりと、新しい時代の始まり」という歴史的な瞬間の記録でもある。
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