――最後に。時事ネタをする漫才師のことは意識しますか?
太田:別にどうってことはないけどね。ただ、ナイツなんかだと、俺らのライブに出てくれたりするけど、どうしても俺らの方が出番が後になるんでね。そのときは気を遣ってくれて、「今日は時事ネタをやりませんから」って言ってくれるね。申し訳ないなぁと思いながらも、こっちもギリギリのところ(時間)でネタを作っているから、「そら、助かるわ」みたいな。それはあるけどね。
――意識するのはそこだと。
太田:そうだね。ネタがかぶんなきゃいいなって。全く気を遣わないヤツがロケット団(笑)。あいつらは、俺らがやるのと全く同じことをするから。
田中:アハハハハ(笑)。気をつけてほしいよね。特に(他の漫才師の時事ネタを)チェックしたり、意識していることはないです。ナイツでも時事ネタっていっても、僕らと全然違いますからね。
ロケット団っていうのは、僕らと近いんですよ。最近のニュースでこういうことがあって、それに対してのボケだから、似たようなネタになりがちっていうのはあるけど、そんなに意識はしないです。一緒のライブや番組になったときだけ、「ごめん、これやる」っていう会話を、楽屋ではしていますけど。
――最後を「ロケット団」で締めるとは思いませんでした(笑)。では、DVDの発売を楽しみにしています。
文=伊藤雅奈子
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