窪田正孝から上野樹里へ、気になるプレゼントと共に月9“バトンタッチ”!

2019/06/15 08:00 配信

ドラマ

窪田正孝と上野樹里の2ショット(C)フジテレビ

「監察医 朝顔」イントロダクション


監察医 朝顔」は同名漫画作品を原作に、大きくアレンジを加えつつドラマ化。

主人公の万木朝顔(まき・あさがお、上野樹里)は、神奈川県にある興雲(こううん)大学の法医学教室に勤める新米法医学者で、事件性の疑いの有無にかかわらず、死因不明の遺体の死因を究明することを職務としている。朝顔は新米ながら、周囲から一目置かれるほど優れた技量と豊富な知識を併せ持つ。また、実直な人柄で、自分よりもつい相手のことが気になってしまう、愛情深く心優しい女性。ただ朝顔は、東日本大震災で母を失ったのみならず、遺体すら見つからないという癒やしようのない悲しみを抱えており、その悲しみゆえに朝顔には、遺体を、どうして亡くなってしまったのか分からない“不詳の死”にはさせない、という揺るぎのない信念がある。

遺体を前にした朝顔は「教えてください。お願いします」とささやきながら解剖をおこない、必要とあれば法医学者の範疇(はんちゅう)を超えてまで、誰よりも懸命に、そして真摯に遺体に向き合っていく。そうして見つけられた遺体の真実は、時に犯罪を看破し、時に遺族の悲しみを癒やし、何より遺体が最後に伝えたかった思いを朝顔に語りかける。

そんな朝顔と2人暮らしの父・万木平(まき・たいら、時任三郎)は、ずっと捜査畑を歩んできたベテラン刑事。朝顔に輪をかけて真面目で堅物な性格で、1%でも手がかりになる可能性があるならば、どんなわずかなことまでも調べ上げ、たとえ足が棒になろうとも聞き込みを諦めない。一方で、今なお時間があれば東北へ向かい、まるで“捜査”と同じように妻の遺体を探し続けている。ある日、思いがけず平は、朝顔が務める興雲大学法医学教室が管轄する警察署の強行犯係に異動することに。遺体が発見されれば警察は、まず朝顔が勤める法医学教室に運ぶため、平は父としてのみならず仕事相手としても朝顔に寄り添うことになる。

本作では法医学者と刑事という異色の父娘が各話で、かたや解剖、かたや捜査により、さまざまな遺体の謎を解き明かしていく姿を描く。そして見つけ出された遺体の“生きた証”が、生きている人たちの心を救っていく様子をハートフルにつづる。さらに全話を通して、東日本大震災によりポッカリと空いてしまった“母の穴”を、少しでも埋めようとするかのように肩を寄せ合い、涙と笑顔を繰り返しながら、少しずつ前へ進んでいく父娘とその周りの人々のかけがえのない日々と変化を情感豊かにつむぐ。