帝劇は光一のパワースポット!?

2010/12/20 23:06 配信

芸能一般

リカ役で初めて出演する原田夏希

'00年11月に帝国劇場で「MILLENNIUM SHOCK」として初演されてから、毎年再演を重ねてきた堂本光一主演の舞台「Endless SHOCK」(作・構成・演出=ジャニー喜多川)の'11年公演が決定。製作発表会見が12月16日、都内で行われ、堂本光一、内博貴、原田夏希、石川直、植草克秀が出席した。

本作は、'10年7月までの通算751公演すべてを堂本が単独主演で演じており、現在の帝国劇場単独主演記録最多作品となっている。そして、上演中の’11年3月1日(火)に帝国劇場の開場100周年記念日を迎え、堂本が華を飾る。

帝劇開場100周年記念イヤーに2カ月公演を行う堂本は「帝劇にとっても記念すべき年になると思いますし、その中で自分の責任をしっかりと受け止めて、やらせていただきたいなと思っております」と力強くあいさつ。そして、「ことしだけで142ステージ立たせてもらっていることを考えても、その大半は“SHOCK”だったんですよね。自分にとって“SHOCK”は大きな場所ですし、帝劇にとっても100周年の大事な年なので、どうしていこうかなと思っているところです」と、100周年記念ならではの演出も示唆した。

‘10年7月公演から参加している内は「正直、始めは孤独感満載でしたね…」と心細さを明かしつつも、「初日にゲネ(リハーサル)が終わってから、本番前に楽屋から出れなかったんです。その時、植草さんが楽屋に来てくれて、“行くぞ!”って(声をかけてくれた)。立てなかったんですけど、背中をポンと押してくれました」と舞台の過酷さを振り返った。

また、帝国劇場を「すごく落ち着く場所」だと明かす堂本は、「偉大な先輩方がいろんなショーを演じてきた場所で、作り上げた空気がある。スタッフの中には、忙しすぎて離婚してしまった人もいて、『SHOCK離婚』と呼んでいるんですけど(笑)。それくらい、全員がステージに思いをささげていて、その思いが集まった場所。リハーサルでうまくいかなくても本番では成功したり、神様がついているというか、ステージに立つ者にとっては、パワースポットなんじゃないかな」と帝劇への思いを語った。女優・森光子からは堂本へ100本のバラの花束と、「来年の“SHOCK”も必ず拝見いたします」というメッセージも届いた。