宝塚の元男役トップスター・水夏希がイケメンに乙女モード全開!

2010/12/20 22:57 配信

芸能一般

「SUMIRE LABO―スミレ刑事の花咲く事件簿」の制作発表に登壇した(写真左から)中山麻聖、水夏希、徳山秀典

舞台×ドラマ×書籍連動プロジェクト「SUMIRE LABO―スミレ刑事の花咲く事件簿」の制作発表が12月20日都内で行なわれ、出演者の水夏希、徳山秀典、中山麻聖が登壇した。

「SUMIRE LABO」とは、フジテレビジョン、関西テレビ放送など4社が集まり、原作本の出版から映像や舞台化までを同じ主役を設定し、同じシリーズストーリーを展開をするというプロジェクト。宝塚歌劇団を退団したばかりの元男役トップスター・水が主演を務め、女性刑事・伊原すみれが難事件を解決していく姿を描く刑事ミステリー。

宝塚歌劇団退団後、初の舞台、ドラマに挑戦する水は「このような新しいプロジェクトに参加できることをうれしく思っています。宝塚の男役以外のことを自分がやると、どのようなことが起こるのかと未知の部分がたくさんあるんですけど、共演のみなさんから、たくさん刺激を頂いて新しい自分を発見していきたいと思います」とコメント。そんな水への印象について中山は「最初、お会いした時に、とにかくカッコイイなって思いました。男の僕らもあこがれるくらい格好よかったし、歌もうまいですし…。尊敬できる部分がたくさん見えてきそうな感じです」とベタ褒め。一方、徳山も「宝塚のみなさんは、人としてすてきな人が多いですね。礼儀もそうなんですけど、プロ意識がすごい高いんですよね。けいことか、本番に向けて、負けないように頑張りたいと思います」と賛同した。

また、水は、徳山と中山との共演について触れ「宝塚は、女性ばかりのところに20年間近くいましたので、男性とお仕事をするっていうことが初めてで、なおかつ、お二人ともイケメンでいらっしゃるので…。宝塚にいる時は、引っ張ってきたので、引っ張ってくださいよぉ~(笑)」と乙女チックな姿を見せるが、「でも、ここで、かわいい女子になっては意味がないかなと思っていますので、負けないくらいカッコイイ女性刑事を、男役だったことを生かせるような気持ちのいい刑事っぷりを発揮できたらいいな」とキッパリとした決意を表明。

さらに、男性4人とのダンスボーカルユニット「ガイズ From The Earth」を結成し、初のパフォーマンスを披露した水は「今回は、男性に囲まれてばっかり! すごい迫力なんですよね。男性が踊り始めたら、『負けるぅ~』みたいな(笑)。でも、『負けていられない! ここで男役魂を発揮せねば!』って…」と感想を明かし、主題歌「きっと夢がある」の作詞を手掛けたことについて「宝塚を辞めてから、浮かんだんですよ。不景気などで、寒い世の中ですけど、でも、自分を信じて、間違っていない、正しいと思った道をひたすら誠実に歩いていったら、きっと夢があるって、勇気が沸いてくるような…。そんな歌になればいいな」と歌詞に込めた熱い思いを明かした。