真心ブラザーズ弾き語りツアーファイナルレポート! 30周年記念アルバムと秋ツアーの詳細も判明

2019/06/17 22:00 配信

音楽

新曲披露時に事件が発生!


【写真を見る】YO-KINGと桜井秀俊が丁々発止のやりとりに発展!?photo by 柴田恵理


中盤には、2人がそれぞれステージにソロで歌うブロックも。桜井が「Baby」、YO-KINGが「その後の世界」を歌った後、新曲を2曲披露。

桜井がボーカルととる「アイアンホース」では、間奏でギターソロを決めたYO-KINGに桜井が「最終日はもう一丁!」と、さらにもう一周ソロを弾かせる。曲を終えてYO-KINGは「指が痛い! ソロ二回やれって、パワハラだからね!」と嘆いていた。

本編を「素晴らしきこの世界」「サマーヌード」「きみとぼく」の名曲3曲で締めくくり、ヒューリックホールを感動で満たした2人に、観客からはアンコールを求める手拍子が巻き起こる。

それに応えて再度登場したYO-KINGは、「アコギで2時間くらいやると、身体に余分な力が入ってるんですかね? 30年やっても…『いらぬ力は込めぬがよい』って言葉、いい言葉だよね」と語りかける。

アコギで弾き語る曲だけでなく、ハンドマイクになる曲、ハープを吹く曲など、多彩なパフォーマンスを見せたYO-KINGphoto by 柴田恵理


そこから今後のリリースやライブについて告知し、「30年前の6月にこの曲を作って、9月にデビューしました」という言葉と共に披露されたのは、デビューシングル「うみ」。

ここ数年、この曲を歌う時YO-KINGは「君は僕の腕をつかんで」のところを「君は僕の前を歩いて」と変えて歌っていたが、今日は「腕をつかんで」に戻して歌い、初期からのファンを喜ばせた。

ラストは「空にまいあがれ」。サビだけでなく、歌い出しから最後の「空にまいあがれ どこまでも高く/風の中で君が僕を見た気がしたよ」まで、観客のシンガロングがヒューリックホールを包んだ。

2人でアコースティック・ギターを弾く曲、YO-KINGがギターを置いてハンドマイクで歌う曲、ハープを吹く曲と、バリエーション豊かな演奏を聞かせた2人。アンコールを含め全21曲を披露しステージを後にした。

ラストは「空にまいあがれ」で締めくくったphoto by 柴田恵理