Juice=Juice宮崎由加の卒業コメント全文掲載! メンバー、ファンから愛された”あざかわ”アイドル人生の集大成

2019/06/18 09:30 配信

アイドル

春ツアーを完走したJuice=Juiceのメンバー。広い日本武道館でマイクを通さず、自分たちの声で「ありがとう」とファンに感謝。中央の宮崎由加が本公演をもってグループを卒業した。


ハロー!プロジェクトに所属するJuice=Juiceの CONCERT TOUR 2019〜JuiceFull!!!!!!! 〜のファイナルが、東京・日本武道館で開催された。本公演をもってデビュー当初からリーダーを務めてきた宮崎由加が、グループの初期メンバーとして初となる卒業を迎えた。会場には約1万のJuice=Juiceファミリー(Juice=Juiceファンの総称)が訪れ、BSスカパー!で生中継や全29会場(国内&台湾)でのライブビューイングも実施。全国9会場18公演で約3万2500人を動員したツアーのラスト、そしてグループを卒業する宮崎を送るのに相応しいフィナーレとなった。

Juice=Juiceらしいヴォーカルで聴かせる楽曲である新曲の「ポツリと」でライブがスタート。最初のMCで宮崎は「なんか緊張している。出る前からやばいかもって思ったりもしたんですけど、Juicefulllllということで、みなさんにもフルで楽しんでいただけたらなって思っていますので、私も存分に楽しみたいと思います」とにっこり。

ここで、先日Juice=Juiceに加入されることが発表された工藤由愛(くどう・ゆめ)と松永里愛(まつなが・りあい)が、ハロプロの新人お披露目では恒例の(!?)白いワンピースを着て登場。ともに中学生という2人は元気いっぱいにあいさつし、「りあいちゃんがいいです!」(松永)「ゆめちゃんか、タコちゃんって呼ばれたいです。私の好きなものがタコだからです」と、呼ばれてみたいニックネームを発表していた。

さらに、元モーニング娘。で、宮崎が尊敬している道重さゆみもサプライズゲストとして登壇。4月で25歳となった宮崎に対して「25歳定年説とかいろんなことを言われてるみたいなんですけど」と、ハロー!プロジェクトの歴史の中で25歳を越えて活動したメンバーが少ないこととJuice=Juiceの最新楽曲『25歳永遠説』をかけた、道重らしいジョークで祝福。また、道重自身がグループを卒業してから2年ほど休業していたこともあり、「2年くらい休んでも大丈夫だよ♥」とアドバイスし、「今までリーダーとして一生懸命頑張ってきたと思うので、リラックスして、あまり気負わずにソロとして頑張ってほしい」とエールを贈っていた。

その後は「ロマンスの途中」「五月雨美女がさ乱れる」「私が言う前に抱きしめなきゃね」といった、メジャーデビューのシングルに収録されている3曲を披露。宮崎も「昔のリリースイベント思い出す」と笑顔を見せる。そして、デビュー時から最新楽曲に至るまでの全シングルのミュージックビデオをつなぎあわせた映像が流れ、これまでのJuice=Juiceの軌跡を振り返る感動的な時間に。ここからは怒涛の12曲メドレーがスタート。最後の『Goal〜明日はあっちだよ〜』では、ファンからのコールが最高潮に達していた。

ここから『カラダだけが大人になったんじゃない』『禁断少女』『Borderline』とライブの人気ナンバーのオンパレード。ツアー中では前進するセットに乗って歌い上げてファンを驚かせた『Fiesta!Fiesta!』が、日本武道館では炎の演出にパワーアップ。Juice=Juiceファミリーによる『Fiesta!Fiesta!』の大熱唱と炎の熱気により、会場のボルテージは限界値へ向かっていく。その勢いのまま『CHOIS & CHANCE』『GIRLS BE AMBITIOUS』とJuice=Juiceのライブに欠かせないナンバーが続く。『生まれたてのBaby Love』では、高木紗友希が自慢の歌声でフェイクを響かせ、ハロプロきってのパフォーマンス集団としての礎を築いた一曲『Magic of Love』で会場が一体に。本編最後は3月にグループを卒業した梁川奈々美に向けた楽曲である『Good bye & Good luck!』で締めくくった。