読売テレビは、'11年1月9日(日)から週刊少年ジャンプ(集英社)で連載中の「べるぜバブ」を読売テレビ、日本テレビ系、全国29局ネットで放送することを決定。それに伴い12月18日、幕張メッセにて開催した「ジャンプフェスタ2011」で製作記者発表会を行い、声優・沢城みゆき、伊藤静、杉田智和、高橋広樹と、高本宣弘監督、スペシャルゲストとしてデーモン閣下が登壇した。
不良校・石矢魔高校1年の男鹿辰巳は、河原で不良たちを倒した時に川を流れてきた不思議な赤ん坊を拾う。それは人類を滅ぼすために魔界から送られてきた魔王・ベルゼバブ4世(ベル坊)だった。同作は、凶悪で強く、残忍な者に引かれるというベル坊に懐かれた、男鹿のベル坊にほんろうされる波乱の毎日を通して笑い、バトル、そして親子のきずなを描いたアニメ。
オープニングテーマを歌うグループ魂と、エンディングテーマを歌うノースリーブスは当日、出席ができずビデオレターでコメント。グループ魂は「テンポもイイ、歌詞もイイ、みんなで『だだだ!! 』と歌っていて覚えやすいですよ~。毎週日曜はみんなで『だだだだだだ~!!』ってしましょう」と大盛り上がり。これに対し、ノースリーブスは「毎週ジャンプで読んでいる大好きなべるぜバブということで、とてもうれしいです。アニメのことを思って気持ちを込めて歌っています」と原作ファンであることを明かした。
また、男鹿の声を担当する小西克幸も当日出席できず「男鹿は原作だとクールでマイペースだけど、アニメでは感情表現が豊かになるので楽しんで見てもらえると思います。見ないと全員土下座!! 」と決めぜりふをビデオレターにて披露。
キャラクターについて、ベル坊役の沢城は「自由に伸び伸びと演じています」と語り、大魔王役の高橋も「一番キャラクター設定のヒントが少なかったので、自由にやらせてもらっています」とそれぞれアフレコの様子を語った。一方、ヒルダ役の伊藤は「原作ファンの方も盛り上げてくれているので、その波に乗って頑張りたいと思います」と意気込みを。さらに、神崎一役の杉田は「きょうは東邦神姫(とうほうしんき)を代表して来ました」とアニメに出てくるチーム名と、アイドルグループ名を掛けて笑いを取った。
魔界からのゲストとして登場した、地球デビュー25周年のデーモンは「ことしは聖飢魔IIが期間限定で再集結を行い、悪魔が人間界を洗脳したという結果を確認するイヤーだったので、魔界はにぎわっているぞ」と魔界の近況を語り、続けて、「世を忍ぶ仮の姿で、魔界から人間界に送り込まれるという点では、ベル坊と共通点だな」と共感。
最後に高本監督は「不良が出てきたり、けんかをしたり教育上良くないと思われる方もいるかもですが、全くその心配がないようにスタッフ一同で制作していますので、家族で楽しく笑って見てもらいたいです」と視聴者へメッセージを送った。
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