「あなたが手出しできないくらい、優秀な放射線科医になってみせます。だから…必ず戻ってきてください」。
唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)との“新しい約束”を胸に、ラジエーションハウスの仲間たちに別れを告げてアメリカへと旅立った。その機内で1枚の写真を見ていた唯織は、不意に背後から「いい写真だね」と声をかけられる。
その声の主は、世界的な写真家の菊島亨(イッセー尾形)だった。以前、唯織は頭痛を訴えて甘春総合病院に搬送されてきた菊島が、寄生虫に侵されていたことを突き止めていた。
菊島はサンフランシスコ経由でアラスカに向かい、流星群を撮影する予定だという。
同じ頃、甘春総合病院には高校球児の平山良平(前田旺志郎)がやってくる。右ひじの痛みを訴える良平のレントゲン検査を始める小野寺(遠藤憲一)。
一方、良平が将来を有望視されている投手だと知った軒下(浜野謙太)は、裕乃(広瀬アリス)にサインをもらってくるよう命じ…。
菊島は、唯織が意中の人に告白できないまま、また離れ離れになると知ってあわれみの目を向ける。
そんな矢先、機内で外国人男性が突然苦しみだす。アナウンスで医療関係者を探すCAの鶴田夏葉(須藤理彩)や内田彩(東加奈子)たち。
すると、乗り合わせていた東和医大の内科医・黒川守(中島歩)が男性の元へと駆け寄った。
しかし男性は、発作を起こしていて黒川の質問にも答えられず。その様子をつぶさに観察していた唯織は、男性の腹部に発赤があることに気付く。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)