映画「人間失格」予告編映像公開！ 小栗旬のラブシーンや藤原竜也らとの演技合戦も

9月13日(金)より公開される映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」の本ビジュアルと、予告編映像が公開された。

本作は、文豪・太宰治の小説「人間失格」の誕生秘話を、太宰と太宰を愛した3人の女性たちのエピソードを交えながら描いた物語。蜷川実花監督がメガホンを取り、小栗旬が主人公・太宰を演じる。

今回公開された予告編映像では、太宰(小栗)とその妻・美知子(宮沢りえ)、作家志望の愛人・静子(沢尻エリカ)、太宰にとって最後の愛人・富栄(二階堂ふみ)の、太宰に魅了された3人の女たちが次々と登場。

「お父さんは天才」と子供たちに語りかける美知子、「愛されない妻よりずっと恋される愛人でいたい」と太宰に抱かれる静子、「死にたいんです、一緒に」と太宰に迫る富栄など、太宰へのあふれる愛しさをそれぞれが口にしていく。

また、成田凌、千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾、藤原竜也などキャスト陣も今回の予告映像に登場。不倫をする太宰に詰め寄る編集者・佐倉(成田)や、「地獄に堕ちて書いてるか？」と至近距離で太宰に問いかける同志・坂口(藤原)の姿も気迫に満ちている。

3人の女たちの間で次第に狂気を帯びながら苦悩し、小説を書き続けた太宰のスキャンダラスな人生が凝縮された予告編だ。

また、主題歌は東京スカパラダイスオーケストラの楽曲「カナリヤ鳴く空 feat.チバユウスケ」に決定。2001年にリリースされた曲だが、構想初期の段階からこの曲をイメージしていたという蜷川監督のオファーに応え、主題歌決定の運びとなったという。

構想に7年を費やしたと語る蜷川監督の演出、小栗が表現する太宰の色気、さらに共演者たちの体当たりの演技にも注目だ。