舞台「華鬼」が再演決定! 「キュンキュンさせたい」と葉月あいが決意表明

2010/12/22 10:00 配信

芸能一般

舞台「華鬼」再演制作発表記者会見に登場した(写真左から)宮寺貴也、増山祥太、鯨井康介、林明寛、葉月あい、鈴木拡樹、マコト

舞台「華鬼」(はなおに)が東京銀座博品館劇場で'11年3月22日(火)~27日(日)まで再演が決定。12月21日都内で制作発表記者会見が行なわれ、出演者の林明寛、葉月あい、長谷部恵介、鈴木拡樹、鯨井康介、マコト(ドレミ團)が登壇した。

本作は、'10年7月に同名の人気インターネット小説を舞台化したもので、今回は新たな俳優陣も向かえての再演。“鬼の花嫁”の刻印を刻まれた少女・神無は、16歳の誕生日に美しく冷酷な鬼・華鬼のもとへ嫁ぐことになり、たくさんの鬼と花嫁が生活する学園へ。さまざまな出来事に直面する神無は、冷酷なまなざしに潜む苦しさを持つ華鬼にどんどん惹かれていく姿を描く。

前回に引き続き、華鬼を演じる林は「皆さまのお力、支えてくれているスタッフ皆さま、なにより応援してくださるファンの皆さんのおかげだと思っています。再演も期待を裏切らないように頑張っていけたらなと思います」と感謝を述べ、神無役の葉月は「初演が終わった時から、ずっと神無をもう一度やりたいと思っていたので、再演をできることがすごいうれしいです。初演では、すごい貴重な体験ができたと思います。鎖で首を絞められたり、よってたかってボコボコにされたり…。そういうことが初めてだったので、すごい楽しかったです」と笑顔で振り返った。さらに今回は、前回よりも華鬼と神無の恋物語が強調されて描かれるというが、葉月は「林君に拒絶されないように頑張りたいと思っています。見に来てくださる方をよりいっそう、キュンキュンさせられるようにしたい」と決意を明かし、前作で恋物語を演じた経験について、林は「23歳になったばかりの僕が、15歳の葉月さんとの共演で、中学生に戻った気分になりました(笑)」と照れ笑い。

また、新たにメンバーに加わった麗二役の鈴木は「新しい“いい風”が吹くように、新メンバーとして今回の舞台に望みたいと思います。メンバーが変われば、新しい作品に見えてくると思いますので、再演と言いつつ、新しい作品を見る感覚でお客さんに見てもらいたい」とコメント。一方、国一役の鯨井は「原作が小説だと聞いて、ファンの方がいろんな想像の仕方をしているんだろうなっていうこともあって、実際に演じることは、とても緊張することだなと思います。皆さんのイメージもありますし、自分が作り上げるイメージがあると思うので…。いい意味で裏切れたらいいなというふうに考えています」と意気込みを語った。

さらに、ミュージカル要素が入る今作に抜擢されたマコトは「正直、よく知らない状態で(オファーの)話を伺って。再演という、もともとあるものに自分が入っていって、溶け込めるもんなんだろうかっていうのが、すごく不安ではありますが、『前回よりもパワーアップしたな』って思われればいいな」と心境を告白。演技に挑戦することについては「今まで、ミュージカルなどをちょこちょこやったことはあるんですけど、そこで得たものを生かせればいいかな。歌に関しては、本業なので、大丈夫だと思っているんですけど(笑)」と笑顔をのぞかせた。