女性指揮者のパイオニア、アントニア・ブリコの半生を描いた映画、英題「The Conductor」が「レディ・マエストロ」の邦題で、9月20日(金)から公開されることが決定した。本作は、女性が指揮者になるという夢を見ることも許されなかった時代に、自らの手でその夢を掴んだアントニア・ブリコの奮闘を描いた、実話を元にしたストーリー。
今回、解禁となったポスタービジュアルには、クリスタン・デ・ブラーン演じるアントニアがオーケストラの前で指揮棒を振る後ろ姿があしらわれ、「奏でよう、私だけのシンフォニー。」というキャッチコピーが描かれている。
また、アントニアが恋人のフランク(ベンジャミン・ウェインライト)と顔を寄せ合う姿、アントニアがオーケストラに指示する姿など、さまざまな表情が見える仕上がりに。
さらに、劇中ではマーラー「交響曲第4番」やストラヴィンスキー「火の鳥」、さらにガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」など、数々の名曲も奏でられていく。
女性が指揮者になるという夢を見ることさえ許されなかった時代に、女性指揮者の地位を確立させたアントニアの強い思いを感じる本作。夢を追う人にも、夢を諦めかけている人にも勇気を与える本作に注目だ。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)