本格的な歌唱力を生かした独特なコーラスワークが特徴的な3人組の女性ボーカルグループ・Kalafinaが、台北でライブを開催。台北でもリリースされた2ndアルバム『Red Moon』を引っ提げ、ことし2月の「Kalafina LIVE TOUR 2010 in Asia」以来、2度目となるライブで観客を熱狂させた。
ライブ前のインタビューでは、Wakanaが「新しい曲を皆さんにお届けするのがとても楽しみです」と2度目の台北ライブへの期待感を語り、Keikoも「新しい曲はライブ映えする曲ばかりで、ライブでのパフォーマンスも魅力なので、台北の皆さんにも見せられたらと思っています」と新曲を歌うことが楽しみな様子だった。また、Hikaruは「注目してほしいところは、前回と一番違う衣装。Kalafinaは衣装にも力を入れているし、『Red Moon』のジャケットの衣装を模したものなので、そちらにも注目していただけたらなと思っています」とコメントした。
ライブ後に書き込まれたメンバーのブログでも、Keikoが「一曲一曲を噛み締めながら歌いました」「『えっ‥!!??』ってぐらいあっという間に終わってしまって、名残惜しくって」と報告するほどライブは盛り上がりを見せたが、そのライブ直後の熱狂冷めやらぬ中、3人が取材に応じ、ライブの感想を「2度目ということもあって、“戻ってこれたよ”って気持ちで舞台に立ったので、(ファンも)おかえりって姿勢でライブ会場にきてくれてうれしかったです」(Keiko)、「きょうは2度目の台北ということで、みんなに会える期待がすごく大きかったです。あっという間にきょうこの日が来たので、ライブの時間もあっという間でした」(Wakana)、「『Red Moon』を引っ提げてのツアーの最後が台北でできて良かったなと思えるほど、皆さんがあったかくてとてもすてきな時間を過ごせたライブでした」(Hikaru)とそれぞれが感想を語った。