――では、ここでお二人の“素”をちょっと見えるように、いくつか質問を。まず、お互いの好きな所を3つ教えてください。
川西：3つですか……。
（水田、川西のことをじっと見つめる）
川西：えぇ〜!? そしたら、正義感が強い。人懐っこい。明るい。
水田：僕は、顔、ツッコミ、スタイル。
川西：3分の2容姿やん！
――最近、相方を面白いと感じたことは？
水田：パーマをあてたこと。相方もやし、僕もあてたことないので、和牛初のパーマってことになります。
川西：平成の最後くらいですかね。
水田：パーマで平成を締めたってことですか？
川西：そうですね。まぁ、令和になってからまだやってないですけど。
水田：パーマあてたんやって思いました。でも、突然あててきたから最初分からなかったんですよ。
川西：そうそう。すごいさりげない。セットしやすくなるようにぐらいのやつをやってくれたんです、美容師さんが。で、気づかれへんから自分から言いましたよ（笑）。あまりにも誰も気づかへんから。え、俺パーマあててんねんで？って。知ってた？って。言っちゃいました（笑）。
水田：（笑ったことは）その日、パーマあててやって来た日ですね（笑）。
――そんな川西さんが、最近水田さんのことで面白かったことは？
川西：僕が面白いと思ったのは、新しく作ってもらったスーツのウエストがブカブカだったこと。相方は最近太ってきてるんですけど、ちょっと作ってくれた人がビビりすぎたのか、これぐらい、ダイエットしました？っていうくらいウエストが余ってるズボンを見て、そこまでじゃないのになって、ちょっと気の毒になった（笑）
水田：蛭子能収さんみたいなシルエットになりました（笑）。これはこれで面白いからいいかと思ってたら、さすがに余りすぎってなって、仕立ててくれた人が直しますって言ってくれました。
――漫才前のルーティンはありますか？
水田：やってしまってるになりますけど、僕はとにかくちょこちょこちょこちょこお水飲んでますね。ぬるま湯かな。何か、それは多分緊張してるからでしょうけど、すぐ喉乾くので。直前まで潤したいので。30秒前に飲んでも、結局15秒くらい前にまた飲んで、ひどかったら2、3秒前にまたクッとちょっと飲んで。口の中塗れてないとなんか不安なんで。それは絶対ですね。
川西：え～。
水田：座禅組んでた、今日この人。
川西：座禅組んでない。
水田：あ、そっか、座禅違うか。
川西：おらへんやん、そんなやつ。あんまり思い当たらへんけど、たまにジャケットのポケットのベロが出てしまってたりするから、出てないかなとか、直前に確認するくらいですかね。
――では、落ち込んだときはどんなふうに過ごしますか？
川西：いっぱい寝ます。起きとってもそのことばかり考えて落ち込むでしょ？ なら、早よ寝てしまった方がいい。早よ寝て、せめて体だけでも元気にしておく。
水田：僕は後輩とおいしいもん食べに行きますね。もしくは、なぐさめてくれそうな女の子を探すとか。まぁ、そんなときだけ都合良くなぐさめてくれる人なんていないんですけど（笑）。
――じゃあ、おいしいものを食べに行く、と。
川西：あははは。
水田：あれ？ お気に召さない答えがあるんですかね？（笑）
川西：「いない」っておっしゃったんで（笑）。
水田：いたらいいなぁと、ひたすら願います（笑）。なぐさめてくれる人がいたらなぁって。
川西：と思う。
水田：思う（笑）。
川西：思うはいらんな（笑）。
――（笑）。では、最後に理想の休日の過ごし方を教えてください。
川西：やっぱり連休ができたら旅行に行きたいですよね。どこでもいいですわ。2泊3日くらいで行けたら最高ですね。ご飯のおいしい所、自然の多い所に行って、のんびりしたいです。
水田：本当に、アレやらな、コレやらなっていうのを全部忘れて、近所をプラプラして、入ったことないお店に入って、7時くらいから晩ご飯食べて、長い事飲む、みたいな。
川西：めちゃくちゃ気持ち分かるわ〜。
水田：普通の休日を過ごしたいです。今、ほとんど休みがないので。たまにあっても、区役所行ったりとか、あれ出さなとか、そういう用事が多いんですよ。何も考えんでええ休日とかないんで。なので、時間を無駄にする休日を過ごしたいです。ダラダラ。そのへんプラプラしてる。用もないのにその辺の雑貨屋入ったりして。本当にどうでもええ過ごし方したいです。
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