矢口史靖監督、三吉彩花主演によるミュージカル映画「ダンスウィズミー」の本編クリップが解禁に。山本リンダの「狙いうち」に乗って踊り狂う三吉が、ポールダンスやアクロバット、3連続テーブルクロス引きなどを披露する。
本作は「突然歌って踊り出しておかしくない?」をテーマにした新しいミュージカルで、三吉が演じるのは、音楽が聞こえると歌い踊り出すカラダになってしまった“ミュージカルニガテ女子”のヒロイン・静香。
そして、こずるい調査員・渡辺(ムロツヨシ)、お金とイケメンに弱いフリーター・千絵(やしろ優)、ワケありストリートミュージシャン・洋子(chay)、うそくさい先輩エリート社員・村上(三浦貴大)、インチキ催眠術師・マーチン上田(宝田明)ら、物語の“重要なカギ”を握る、ワケありのクセ者たちがコメディーミュージカルを盛り上げる。
三浦演じる憧れのイケメンエリートな先輩・村上にディナーデートに誘われ、静香が心躍らせながら行った先は、すてきな生演奏が聞けるおしゃれなレストランだった。
踊りたくない思いとは裏腹に、ドラムの軽快なビートに足が、カラダが、リズムを刻まずにはいられない静香。
気が付くと「ウララ~ウララ~」とテーブルとテーブルの間をノリノリで歌い踊り抜け、「この世は私のためにある!」の歌詞とともにジャケットを脱ぎ捨てポーズを決める。
レストランスタッフまで巻き込み、ダンスはテンポアップし加速度を増していく。
静香の暴走は激化し、テーブルクロス引きを3回連続で成功させた後は、バーカウンターでスポットライトの下、おしゃれなカクテルをセクシーな表情で飲み干す。
すぐさま「逃がさない~」と歌い走り出し壁を蹴って1回転。そのハチャメチャぶりに客が驚いていると、こちらに向かって指をさし「狙いうち!」ポーズを決め、見ている側もいつの間にか静香に心を翻弄(ほんろう)され、撃ち抜かれてしまう。
だが、静香のダンスはここで終わらず、さらにエスカレート。外で電話する村上の背後では、あり得ない高さで大きく回転し、先ほどのバーカウンターに飛び乗るという、アクロバットさながらの動きを見せる。
スポットライトに照らされ輝くポールをつかんで、クルクルと華麗に回る圧巻のポールダンスを披露し、その後はカウンターからシャンデリアに飛び移り、空中ブランコのようにぶら下がるなど、やりたい放題。
止めようとするスタッフや食事をする客の姿など目に入るわけもなく、静香は踊り狂う。その奇妙な状況に、客たちはスマホを片手に映像を撮影し始める。
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