乃木坂46の堀未央奈が人気漫画を実写映画化した6月28日(金)公開の「ホットギミック ガール ミーツ ボーイ」で映画初主演。「溺れるナイフ」(2016年)で注目された山戸結希監督の下、3人の男性との恋に揺れ動く不器用な女子高校生の成田初(なりた・はつみ)を体当たりで演じた。
――映画初出演にして初主演となりますが、出演が決まったときの感想を教えてください。
どっきりなのかなと思うぐらいビックリしました。お芝居の経験があまりない中での初主演ということで、期待に応えられるかなという不安があって、最初はすごくプレッシャーを感じました。でも、たくさんの方がサポートしてくださって、のびのびとやらせていただくことができました。
――堀さんが演じられた初は、いつも「自分なんて…」と思ってしまう不器用な女子高生。初をどんな女の子だと思いましたか?
10代のまだ自分が確立していないときは、本当に自信がないし、何をやっても自分がイヤになって、無意識で相手を傷つけてしまうことがあると思うんですよね。自分の思い通りにいかないことの方が多くて、初ちゃんが「私なんて…」と思ってしまうのは普通の感情だと思います。
私も乃木坂46に入った10代後半のころはいろんなことに悩んでいました。22歳となった今ではネガティブなこともポジティブに変換できるようになりましたが、当時は本当の私はこうじゃないのになと思ったり、言いたいことがうまく伝わらなくて落ち込んだりすることが多かったので、初ちゃんの気持ちはすごくよく分かります。
――映画の現場は初めてだったと思いますが、何か驚いたことはありますか?
山戸監督が現場でよくセリフを書き換える方で、どんどんセリフが変わっていくんですね。現場に入ってメークしているときに「今日のシーンの新しいセリフね」と言って渡されるんですけど、そういう経験は初めてだったので驚きました。
――その山戸監督とはすごくフィーリングが合ったそうですね。
セリフやお芝居に対して考えていることが一緒で、私が「このシーンの初ちゃんはこんな雰囲気だと思うんですけど、どうですか?」と聞くと、監督も「私もそう思っていた」と言ってくださったりして。双子って、こういう感じなのかなと思うぐらいシンパシーを感じていました。
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