TBS系では12月29日(水)に特別番組「ビートたけしのガチバトル」が放送される。それに伴い、番組収録終了後、司会のビートたけしへの囲み取材が行われた。
同番組は「日中関係」「死刑制度」「検察問題」の3つのテーマでそれぞれ対立する主張を持つ論客たちが集結し、激論を交わし合う知的バラエティー。「日中関係」についての論議では、尖閣諸島で起きた漁船衝突事故にスポットを当て「あれは中国の意図だ!」と主張する元航空幕僚長の田母神俊雄氏と「単なる接触事故」と言い切る中国側の論客の意見が真っ向から対立。議論はヒートアップし、壮絶なトークバトルが展開される。また「死刑制度」ではVTRに登場した鳩山邦夫氏が、宮崎元死刑囚の死刑執行までの経緯について初めて告白し、スタジオが騒然とする場面も。
収録後取材に応じたたけしは「日中関係は現在進行形の問題だし、死刑問題は今回ほど白熱して議論したことは無いんじゃないかな? 地検の問題も、犠牲者だと自負しているホリエモン(堀江貴文)ががんがん議論して(笑)。3つのテーマとも面白かったな」と感想を明かした。自身の番組での役割については「オレはどっちにもつかず、けんかになったらしめしめって思う(笑)」と語り、続けて「レフリーと同じでえこひいきしないし、あまり自分の意見を言うのはよそうって思っているんだよね。間抜けな知識をひけらかしてもしょうがないじゃん」と持論を展開。最後に「放送は29日だろ? これは面白いと思うよ、日本の一年を振り返る上でも。知的バラエティーショーだから…これを面白いと思えたらいいんだけどね」と番組をPRした。
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