【テニミュSP対談・井澤巧麻×前田隆太朗 (3)】立海・柳&赤也ペアを演じる二人の 3rdシーズン集大成へ懸ける想いとは――

2019/07/09 22:00 配信

2.5次元

【写真を見る】自身が演じる柳の魅力は「冷静なところ」と語る井澤巧麻(右)。前田隆太朗(左)演じる赤也の変化と演じ分けにも注目したい


ミュージカル『テニスの王子様』 3rdシーズン 全国大会 青学(せいがく)vs立海 前編が、2019年7月11日(木)より東京・TOKYO DOME CITY HALLにて開幕する。

最終章となる今作の舞台は、青学(せいがく)こと青春学園中等部vs立海大学附属中学の決勝戦。立海は「常勝がおきて」の全国2連覇を誇る強豪校。全国大会予選の関東大会決勝戦で青学(せいがく)に敗れた立海だったが、部長の幸村精市(立石俊樹)が病気から復活を遂げ、全国3連覇に向けて再び青学(せいがく)の前に立ちはだかる。

ザテレビジョンでは、竹ノ内大輔と中島拓人が演じる青学(せいがく)の乾 貞治・海堂 薫ペアとダブルスで戦うこととなる、柳蓮二役・井澤巧麻と切原赤也役・前田隆太朗の二人を直撃。全3回にわたるロングインタビューをお届けする。

最終回となる今回は、二人が最近ハマっているものや、再び演じることで改めて気付いた自身の役の魅力について話を聞いた。

再び演じることによって気付いたキャラクターへの想い


――改めて演じるにあたり、自分の役の魅力はどんなところだと思いますか?

前田隆太朗:赤也は無邪気さも魅力の一つだから、試合をしている時に出る赤目や悪魔以外の、日常での変化も見せられたらいいなと思っています。

井澤巧麻:(柳の魅力は)冷静なところですね。今回、試合で柳はあまり表に出ず、赤也の活躍が前面に出るんですけど、それさえも全て柳の計算上の策略なんです。相変わらず頭がいいなあと思いました。今回、柳がデータの確率を言わないんですよ。

前田:「この長いセリフ、カットできるな」って気付いたんだね(笑)。

井澤:そういうことじゃなくて(笑)。前回は、乾(貞治)に対して私情を挟んでデータに固執することで青学(せいがく)に負けてしまったから、今回はデータに固執し過ぎず、私情を挟まずに完璧に冷静になっていて。関東立海公演で負けたからこそ、柳自身も成長したんだなって思って。赤也みたいに前には出ないけど、ちゃんと試合全体を操っているところが、さすが立海の参謀である柳だなぁって思いました。

――ちなみに、お二人が最近思わず“デビル化”してしまうくらいハマっていることや、好きなものはありますか?

前田:「妖怪ぷにぷに」っていうアプリゲームにハマっていて、みんなに布教してるんですけど、誰もやってくれない…。

井澤:僕も言われましたけど、「ハイハイ」って流しました(笑)。

前田:携帯アプリとか絶対やらないでしょ。

井澤:あまりね…。

前田:ギターとか歌関係のものしか入ってない。あとメモ帳(笑)。最近何が好きなの? サーフィンじゃないの?

井澤:1回もやったことないよ、海に近づかないもん(笑)。最近じゃないけど、好きなのは音楽ですかね。自分でやるのも好きだし、聴くのも好き。今年は行けるか分からないけど、行ける機会があった時は夏のフェスとかも行ってました。

前田:休みの日に「今どこいんの?」って連絡したら、「クラブ」って返事が来たことがあって。あのゴチャゴチャしてるクラブの中でポツンと一人でいる巧麻を想像して…。

井澤:高校生の時とかはクラブで演奏したこともあったので、僕の中ではクラブもライブハウスも変わらないんですよね。好きなアーティストが演奏していれば、一人でもフラッと行っちゃうんです。

前田:カフェも好きだよね。この前、巧麻のお気に入りのカフェに一緒に行ったら、僕は全然刺されてないのに巧麻は5カ所も蚊に刺されてた(笑)。