本作で主演を務める玉山鉄二は、「あくまでもフィクションですが、⽂字から溢れ出るリアリティー、⽣々しさ、WOWOWの攻めている姿勢が、今後のドラマコンテンツのあり⽅を⼤きく左右する、そんな作品になると思います。私⾃⾝もそんな作品に携われることを誇りに思い、⾝が引き締まる思いです」と作品の印象を。
そして「間違いなく問題作? 話題作! 政治の闇、記者の闇、収賄、贈賄、汚職、忖度、不審死、さまざまな事件が私たちを翻弄し、頭の⽚隅に違和感を残す作品になると思います。デリケートな作品なだけに丁寧に、真摯に演じたいと思います」と、視聴者へのメッセージを語った。
また、原作者の相場英雄は、「『震える⽜』、『⾎の轍』、『不発弾』に続き、WOWOWで映像化していただくのは本作で4度⽬。地上波や製作委員会⽅式の映画ではできない“際どい”、“危険な”原作を直球勝負で料理していただくのは著者冥利に尽きます。
ドラマでは原作にはないシーンを加えていただき、さらにストーリーに深みと奥⾏きを出していただけると確信しています。⼀般の視聴者が知らない永⽥町の奥の奥や裏事情を、映像を通じて知ってもらえたら幸いです」と、映像化への思いを告白。
主演の玉山については、「さまざまなドラマで主役を張ってこられた実⼒派にご出演いただけることは、うれしいの⼀⾔。⽣真⾯⽬で曲がったことが⼤嫌いな『松岡記者』が、永⽥町の網に絡め取られていくさまを体当たりで演じていただけたらと思います。
原作者⾃⾝、『取材者としてブレない』と決めたはずが、永⽥町ではズブズブにされました。得体の知れない闇に沈むさまを演じきってください」とエールを。
さらに、「脚本の篠﨑絵⾥⼦さんも本作で3度⽬のお仕事。ドラマの⾒せ場を熟知されているので、原作を凌駕するストーリーを紡いでくださると確信しています」と、ドラマならではのストーリーにも期待をのぞかせた。
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