スタン・リーさんの作品は私も好きでしたので、まさか自分がこのような形で作品に関われてとてもうれしいです。
物語の世界観は、まったくのオリジナルで、難しい単語や想像力が必要な場面が多かったりして、結構複雑なのですが、演じていくうちに物語の世界に引き込まれすごく楽しい時間をすごせました。
皆さんにもぜひ楽しんでいただけたらと思います。収録で特に意識した点は物語の中で、さまざまなキャラクターが語り部として登場するのですが、そこを聴いている人も分かるように、意識して読みました。
この違いも感じて聴いていただけるとうれしいです。
今作品について、スタン・リーはAudibleでファンと新しい形でつなげる方法の1つとして考えていました。
ファンのみんな が「トリックオブライト」を聴いていく中で、それぞれでキャラクターを作り上げてほしい、いわば一緒にキャラクターを作り上げるという思いがスタンにも私たちにもありました。
みんなにはキャメロンにもニアにもなってほしい。そういう意味で私たちはキャラ クターを作りこみすぎないように注意しました。
音だけで聴くスタン・リーの世界は、とても没頭感あふれる新しい体験になると思います。 日本の皆さまがこの世界を体験することが待ちきれません。どうぞ楽しんでください。
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