主演映画「小さな恋のうた」が公開中の若手人気俳優・佐野勇斗が6月25日、愛知県岡崎市をPRする「岡崎観光伝道師」に任命され、同日任命式に出席した。自身も岡崎市生まれで18年間同市で過ごしたという佐野は、大役に「大好きな岡崎を日本中に広められるよう頑張りたい」と意気込んだ。
この日、岡崎市の内田康宏市長から伝道師の任命状を手渡された佐野。自身も岡崎出身で、先日名古屋市内で行われた「小さな恋のうた」舞台あいさつでも、出演者が愛知県の思い出を語っていく中でひときわ熱量高く岡崎をアピールしたばかり。「僕のイチ押しは岡崎です。有名な武将・徳川家康の出身地で、有名力士も多い。岡崎に行ったことがない人は、人生損をしていると思います!」と語っていた。
内田市長は、そんな佐野の活躍ぶりと郷土愛に注目。任命式では「先日の舞台あいさつで『岡崎に行ったことがない人は人生損しています』と本市を熱烈にPRしていただいたことに大変感激しております」と感謝を述べた。
内田市長はさらに「テレビなど多くのシーンで活躍しておられることに、同じ岡崎を地元とするものとして、大変誇らしく思う。引き続きご活躍いただくとともに、岡崎の魅力を発信していただくことを心より期待しています」と期待を込めて語った。
これを受け、佐野は「任命していただき、嬉しく思います。生まれてから18年間、慣れ親しんだ岡崎の魅力を伝える役目を与えていただいたので、これから大好きな岡崎を日本中に広められるよう頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
佐野の任期はひとまず2020年3月31日まで。今後は観光PR事業と連携を図りながら、音楽や映像を通して若い世代へ市の魅力を発信していくという。