9世紀から15世紀にかけて、カンボジアを中心に東南アジア一帯を支配していたアンコール朝の栄華の真実に迫るドキュメンタリー番組「BS-TBS開局10周年記念番組 ローマを夢見たアンコールワット 東南アジア最大覇権王朝の栄光と真実~すべての道はアンコールに通ず~」が、BS-TBSで1月1日(土)と2日(日)に2夜連続で放送される。
アンコール朝は、12世紀から13世紀に最盛期を迎え、50万人以上のクメール人たちが暮らす大都市だったという。同番組では、相沢紗世とパンツェッタ・ジローラモが、アンコール遺跡を調査している上智大学学長の石澤良昭氏と共に、カンボジアやベトナムへ向かい、アンコール朝の繁栄の歴史を探る。さらに、CGを使って、当時のアンコール朝の社会システムを解説するほか、アンコール・ワットの遺跡を再現する。
第1夜の1月1日(土)放送では、アンコール朝が繁栄した背景を探る。アンコール朝は、高い美意識を持ったクメール文明が発展していたという。相沢と石澤氏はカンボジアを訪れ、クメール文明がアンコール・ワットに残したというさまざまなトリックに迫る。また、アンコール朝が巨大帝国として繁栄することを可能にした社会システムを紹介する。
第2夜となる1月2日(日)の放送では、アンコール朝が古代ローマ帝国から受けた影響について調査。パンツェッタ・ジローラモと石澤氏は、ベトナムのオケオ遺跡を訪れ、今も残る古代ローマ帝国の面影を探求する。また、相沢と石澤氏は、日本にも大きな影響を与えたという歴史的な出来事を探るために、カンボジアのアンコール・トムへ向かう。さらに、CGを駆使して、アンコール・ワットの全容を明らかにする。
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