戦力外通告を受けたプロ野球選手に密着し、人生の瀬戸際に立たされた選手の苦悩や、再起に向けて未来をつかみ取ろうとする奮闘ぶりが描かれるドキュメンタリー番組「プロ野球戦力外通告 クビを宣告された男達」がTBS系で12月29日(水)に放送される。
同番組は、TBS系で'04年から年末年始に放送('06年を除く)され、人気を博しているドキュメンタリー番組。過去の放送では、元巨人の條辺剛や、元横浜の田中一徳、元阪神の今岡誠らに密着し、再起の様子や、第二の人生に踏み出す姿などを通して、選手やその家族の人間ドラマを放送してきた。
ことし12月29日(水)の放送でも数々の選手に密着。“城島健司の後継者と言われたドラフト1位の荒川雄太(元福岡ソフトバンク)は、将来を嘱望されながら入団から5年、一度も一軍に上がることなく、23歳という若さで戦力外通告を受ける。「おれはまだやれる!」との思いで臨んだトライアウトで必死にアピールする姿を追う。
また、'07年に巨人から戦力外通告を受け、ソフトバンクにテスト入団した吉川元浩は、妻が3人目の子供を妊娠中、5歳の長男が腎臓の病気を患うなど、苦境に立たされる中での2度目の通告。トライアウトの練習を行うため、長女を祖母に預け、現役続行の道を探る吉川の戦いを追う。
ほか、家族のために現役にこだわる元ソフトバンクの佐藤誠や、“野村克也監督の秘蔵っ子”と言われた元阪神の庄田隆弘らにも密着する。
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