BiSH・モモコグミカンパニーが語る作詞への想い「人が一番弱っているときに支えてあげられるものに」<単独インタビュー>

2019/07/15 21:00 配信

音楽

モモコグミカンパニー 撮影=西村康


――人間らしさを出していきたいと。著書の中でも「自分の弱さをさらけ出すことは同じ弱みを持つ誰かを救うことであると気づきました」と書かれていました。

そうですね。自分がステージに立つ意味ってなんだろうって思って、周りには歌唱力がある子とかダンスが上手い子ばかりで、自分には何ができるか本当に見つけられなくて。でも、表に出ているからこそ、カッコつけるよりも弱さとか悔しさとか本当の感情を出していけたら、見ている人の糧になれたり、勇気づけられるんじゃないかって思って。自分もそうだったので、そういう人になりたいなって思っています。

バラエティ映えするグループだと思っています


モモコグミカンパニー撮影=西村康


――最近では「しゃべくり007」(夜10:00-11:00、日本テレビ系)などバラエティ番組にも出演し、新しい人たちに知られる機会も増えてきていると思います。実際に出てみていかがでしたか?

テレビって本当に難しいなって思います。収録ではいっぱい喋ったのに、放送では一言も喋ってないことになっていたりとか(笑)。「しゃべくり007」は私名前言っただけなんで(笑)。でもBiSHって意外とバラエティ映えするグループなんじゃないかって思っています。楽曲とかライブを褒めていただくことは多いんですけど、個性の違う6人がいて、楽屋の会話も面白かったりするしそういう一面をテレビで見せられると強いなって思います。

モモコグミカンパニー撮影=西村康


――ぜひ見てみたいです。では、最後に9月23日(月)に大阪城ホールで開催されるワンマンライブ「And yet BiSH moves.」について意気込みをお願いします。

BiSHは関東では横浜アリーナや幕張メッセでライブをやったことがあるんですけど、関東以外では初めてのアリーナ規模のライブで、アイナ(・ジ・エンド)の地元の大阪っていうのもあるので、気合が入っています。ぜひ見に来てください。

取材・文=岩本侑也