ドラマ「トイレの神様」の主演・北乃きいが「10代とかの若い人に見てほしい」

2011/01/02 14:00 配信

ドラマ

花菜役の北乃きいと、祖母・和嘉を演じる岩下志麻(写真右から)毎日放送

1月5日(水)にTBS系では「新春ドラマスペシャル トイレの神様」が放送される。

同作は、植村花菜が歌い、'10年に大ヒットした名曲「トイレの神様」をもとにオリジナルストーリーでドラマ化。幼少期の祖母との生活や、大好きな音楽の世界で苦悩するヒロイン・花菜の姿を描き、家族の大切さをあらためて感じさせる作品となっている。

主演を務める北乃は、「この楽曲は知っていましたが、植村さんの生い立ちまでは分からなかったんですが、自分もおばあちゃん子なんで、すてきな曲だなって思いました。わたしが主演をやらせて頂くことは、大勢のファンの方もいらっしゃるので、本当に申し訳ないんですが、『実写になってよかったよ』って言ってもらえるような楽しめる作品にしたいです」と心境を告白。役作りのため、髪型をロングにした理由については「今までやったことがないということと、植村さんはロングのイメージが、皆さん強いと思うんで…結構、気に入っています」と満面の笑み。

また、自身のおばあちゃんとの思い出を聞かれると「わたしは、地面に神様がいるって言われていました。おじいちゃんとお父さんが、外で立ちションをしていたんですよ(笑)。天と地には神様がいて、真ん中にわたしたちがいて…地面に汚いものを流したりしちゃダメって言われていました。あと、水回りは常にキレイにしていると“いいこと”があるって言われていたので、今でも水回りだけは汚いとダメですね」と、照れながら告白した。

最後に、「こういう素晴らしい人生を生きている人がいるってことを10代とかの若い人たちに見て頂きたいです。お正月は、家族と過ごされる方が多いと思うので、そういう時にしか家に帰れない人は、いなくなったらできなくなっちゃうようなこと…お父さんと手をつなぐとか、一緒に寝るとか、初恋の話しを聞く、夢を聞く…そういう恥ずかしいけれど、今しかできないことをやってみようと思ってもらえたらうれしいですね」とメッセージを送った。