対談では、山縣選手に100メートル走の歩数が決まっているかを尋ねると、「調子によりますが良い時は47.5歩」という細かく、正確な答えがあり驚く。練習の時に歩数を数えているということも分かり、山縣選手が“精密機械”と呼ばれる由縁を垣間見る。
しかも、100メートル走の最後は減速するという事実に陸上の奥深さを知り、「100メートルの見方が変わりますね」と村上は感心しきり。
さらに番組では、日頃の練習の様子や、合宿中に魚をさばいて自炊する意外な姿も披露。世界レベルのスプリンターでありながら、技術コーチをつけずに練習し、“異色のランナー”と言われながらも、走りを極めようとする山縣選手。その探究心が男子4×100メートルリレーでの歴史的快挙を生んだ。
「どうしたらもっと速く走れるのか?」を追求し続ける山縣選手の強さの秘密に村上が迫る。
今回の対談は、5月下旬に収録。それからおよそ1カ月後に行われた日本選手権を肺の病気のため、出場断念を余儀なくされた山縣選手。9月の世界選手権へ向け、復帰が望まれる。
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