「第61回NHK紅白歌合戦」のリハーサルがスタート! 初出場組は緊張の連続

2010/12/30 04:39 配信

芸能一般

この日、朝まで大学の卒業論文の作業をやってからリハーサルに挑んだという西野カナ

12月29日、東京・渋谷のNHKホールにて「第61回NHK紅白歌合戦」のリハーサルがスタートした。司会の嵐、松下奈緒をはじめ、初出場のAAA、西野カナ、植村花菜、クミコ、HYのほか、NYC、flumpool、TOKIO、EXILE、石川さゆりらが31日(金)の本番に向けて、音の調整や演出内容などの確認を行った。また、ホール内のロビーでは、出演歌手が1組ずつ紅白それぞれの司会者と“面談”を行い、本番のパフォーマンス前のトークなどについて確認し合った。

この日、初出場組ではまずAAAが先陣を切って登場。リハーサル後の会見で西島隆弘は「朝から緊張の汗が出ていて、いよいよきたなという感じですね」と緊張した様子で心境を語った。また、宇野実彩子はプロデューサーの小室哲哉氏からメッセージを受け取り、「ツイッターで、“おめでとう。(本番も)見ているからね”と言われました」と明かした。

また、西野カナは「“MUSIC JAPAN(NHK総合)”と同じ会場なのに、また雰囲気が違っていて、やっぱ紅白のステージに立つんだなと思いました」とリハーサルの感想を。紅白出場が決定してからの周りの反応について聞かれると「出場決定というニュースが出て、地元の友達などに改めて歌手っていうのを認識してもらえました(笑)。いつも家族そろって見ていた番組にまさか自分が出られるとは」とコメントし、気になる衣装については「バラをイメージした赤いドレスです。爪も合わせて真っ赤にしています」と紅組ならではの装いに。同じく初出場の植村花菜は「デビュー当時にポップジャムでNHKホールに出たことはあるんですが、子供のころからあこがれていた舞台なんで、言葉にならないくらいうれしいです。歌も歌詞の部分はカットせずに8分弱の長さで歌えるので、NHKの方がそのように決断してくださって光栄です」と満足のようす。「ことしは本当に夢みたいな一年で、去年はうまくいかないことが多く、やめたほうがいいのかと思うまで落ち込んだんですね。でもそこでやめないでよかったです。あそこで悩んだからこそ“トイレの神様”ができたと思っていますので。なかなか芽が出ないわたしを支えてくれたスタッフに感謝です」とこれまでを振り返った。「今月の上旬にはお墓参りで(おばあちゃんに)出場の報告をしてきました。本番は会場に母と姉が来る予定になっていて、当日緊張すると思うんですけど、いつも通り自分をコントロールしてみなさんの心に届く歌を歌いたいです。本番当日は間違いなくトイレを掃除してから行きます(笑)」と意気込んだ。