大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」主演・上野樹里が江について語る

2011/01/01 09:30 配信

ドラマ

50作目となる大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で主演・江を演じる上野樹里(第1話)

NHK総合で、1月9日(日)より放送の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」のヒロイン・江を上野樹里が演じる。織田信長(豊川悦司)の妹・市(鈴木保奈美)を母とし、すくすくと育った江の波乱と苦難に満ちた人生を描く。その撮影中の思いや見どころを上野が語った。

――江を演じての印象や感想をお聞かせください。

最初は“姫”というと、お城の中でおしとやかに座ってのんびりとおいしいものを食べて優雅に生活しているイメージがありました。でも、江や淀(宮沢りえ)や初(水川あさみ)の三姉妹は、(幼少期は)まんじゅうを取り合ったりしてけんかしています。基本的にはお城の中にいてあんまり外に出ちゃ行けないんですけど、潮干狩りへ行き、海に落ちて着物が濡れたりもします。何かあると馬に乗って飛び出して行っちゃったりするので、姫という固定観念がなくなってきました。演じているとすごく親しみがわいて、遠い存在ではないんだなと感じます。

――江を演じる上で上野さん自身と重なる部分はありますか?

わたし自身、自由にやりたいことを見つけるタイプ。江も、理屈とか関係なく大人が家に来たら見に行って話を聞いて、興味を持ったらその人に会いに行ったりする自由な人。小さいころから自分で考えて行動するところがわたしと似ているなと思いました。ほかに、歴史上の武将がいっぱい出てくるんですけど、江はそのすごさが分からないから気軽に話をしてしまう。そういう純粋な目で、素直にその人(武将ら)の本心を引き出していくところがあるんです。だから、1年を通して、江が出会ったいろんな人の魅力を視聴者に伝えて行けたらなと思います。

――織田信長(豊川悦司)との関係性を教えてください。

江は、面会する前から信長のことをうわさで聞いていて興味があります。実際会うと、ビジュアルも洋服のセンスも抜群で、すごいあこがれを抱きます。敵だということもなしに江は信長に接するので、普段は、立場を考え行動している信長なんですけど、江の前では普通にお茶を飲んで笑ったり、船であちこちに連れていってくれたり少しずつ江にだけ心を開いていきます。とにかく信長は、自分の好きな人に江を会わせたり、何かを与えたいという思いで、江が会いに行くたびにいろんな物を用意していたりします。でも江は、信長のことが好きだから、物なんかいらなくてただ本心を知りたいだけ。これから、江を通じてものすごい勢いで前に進んでいく信長を追い掛けながら、魅力を伝えていくのかなと思います。視聴者のみなさんも結構信長に引かれると思いますよ。

――撮影で期待すること、気をつけていることは何ですか?

期待することは回を追うごとにいろんな共演者の方と出会い、江が変化していくこと。江の生涯を演じるので、今は想像ができないんですが、徳川家に嫁ぎ、子供を産むという未知なる世界のシーンも待っているので楽しみです。気をつけていることは、体調管理の面。ロケだと朝が早いんですけど朝日が浴びられるので、早くても全然大丈夫。夜遅くなっても、(次の撮影まで)8時間空けると決まってるそうです。なので、睡眠がきちんと摂れて万全な状態で撮影できると思います。また、戦とか、神経が高ぶるシーンを撮る時などは、お風呂に浸かったりアロマで気分をほぐしたりしたいです。

――今後の意気込みや視聴者へ向けてメッセージをお聞かせてください。

素晴らしい環境の中で撮影をさせてもらっているので、パワーを出し切って取り組んでいます。50作目の作品ということで、自分の人生よりも長い大河ドラマの歴史があって、責任感やプレッシャーはもちろんあります。記念となる作品なので、絶対にいいものにしたい、見た人が幸せになるような作品を作りたい、という気持ちが強くあります。物語は、1話目から信長というカリスマ性のある武将が出てくるんですけど、最初から内容がぎゅっと詰まって濃く、絶対飽きさせないので入り込んで見ていただけると思います。歴史が分からない方でも楽しめますよ。