篠原涼子と芳根京子が母娘役で共演する映画「今日も嫌がらせ弁当」が公開中。このほど本作の演出・脚本を務めた塚本連平監督が、2人の魅力や原作に惚れ込み、映画化するまでの経緯、そして撮影中の制作秘話を語った。
本作は東京・八丈島に住むシングルマザーのかおり(篠原)が、反抗期を迎えた高校生の娘・双葉(芳根)に嫌がらせのキャラ弁を作って仕返しするという、Amebaブログの「デイリー総合ランキング」1位に輝いた実話を映画化。
書籍化もされたエッセーを基に、オリジナルストーリーとして脚色されている作品だ。
原作である「今日も嫌がらせ弁当」が発売された際、映画化権を争い複数の手が挙がり、その中には本作のプロデューサーである中畠義之氏も含まれていた。
中畠Pはすぐにプロットを書き上げて出版社に持ち込んだものの、あえなく落選してしまう。
そんな中、本屋で原作を読み「声を出して笑った」というほど原作に惚れ込み、熱い思いをもって脚本を書き上げていた塚本監督が、原作者の目に留まり、映画化の権利を獲得。
塚本監督が連続ドラマで仕事をしたことがあった中畠Pに「一緒にやりませんか」と声をかけたことで、原作に惚れ込んだ者同士がダックを組み、映画化することが決まった。
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