NHK Eテレの人気番組「香川照之の昆虫すごいぜ!」が、NHK総合の「NHKスペシャル」枠で新作を放送することが発表された。
香川照之扮(ふん)する“カマキリ先生”が、虫を求めて野原を駆け巡り、昆虫愛を語る同番組。NHK Eテレでは、特別編を含む第10弾まで放送されており、今回は初の「NHKスペシャル」枠での放送となった。
8月1日(木)に放送される「NHKスペシャル」では、「香川照之の昆虫“やばいぜ!”~カマキリ先生VS昆虫カタストロフ~(仮)」(夜7:57-8:42、NHK総合)と題し、香川が昆虫と人類の未来に迫る。
香川は、ツノゼミやモルフォチョウなど、珍しい昆虫が多く生息し、生物多様性の聖地と言われるコスタリカでロケを敢行。魅惑の昆虫天国に興奮気味になる香川だが、そんな場所でも人間による開発や温暖化で危機が迫っていることを学ぶ。
そして、世界の昆虫の“今”を調査していくと、日本では昆虫が激減、ドイツでも8割近い昆虫が減少しているという異常事態が進行していることが判明。研究者の間では、「あと100年で昆虫が絶滅する」という説や、「昆虫カタストロフにより人類が滅亡する」という恐怖の説などもささやかれていると明かされる。
一方で、最新の研究では、北米のオオカバマダラが羽を大型化させる進化によって、気候変動に対抗していることなどが分かる。
本当に“やばい”のは昆虫なのか、人間なのか。“カマキリ先生”が、子供たちに向けて魂の授業を開講する。
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