――上坂さんは「プリキュア」という作品にどのようなイメージを持たれていますか?
「プリキュア」シリーズというと歌がすごく印象的です。初代の「ふたりはプリキュア」(2004-05年)の頃から、主題歌がすごくパワフルで、とてもキャッチーな曲が多くて大好きです。
あとは、「プリキュア」は1年間かけて放送されるアニメなので、何話も何話も掛けて積み上げられて描かれる物語が本当にすばらしいです。
主人公たちの成長や友情といったポジティブなパワーにあふれていて、こんなにも明るい物語が10年以上もシリーズとして続いているのは、「プリキュア」の魅力だと思います。
――歌というと、変身シーンの時の歌う曲も印象的ですよね。
オーディションでも歌の審査があって、その時に初めて歌わせていただいて、その後に他の方と一緒にレコーディングしました。短い曲ではあるのですが、何度も何度もリテイクした思い出があります。
――アフレコ現場の雰囲気はいかがですか?
毎回、長丁場な現場なのですが、すごくにぎやかで楽しい雰囲気がずっと続いています。キャラクターが多いので、現場に参加される声優さんもすごく多いのですが、本当に教室のようなにぎやかさです。
隣によく、キュアセレーネを演じる小松(未可子)さんがいらっしゃるので、一緒にお話したり、お菓子を食べたりしますが、キュアコスモはどちらかというと周りのプリキュアとは一歩引いた存在なので、演じているうちに私自身も、周りに一歩引いてしまうことがありますね。
なので、自分からはあまりグイグイいけずに、ユニと同じように「楽しくやっているわね」という気持ちでアフレコしています(笑)。
――他の共演者のご印象は?
キュアソレイユ役の安野(希世乃)さんとは、別の作品でもご一緒させていただいたことはありますし、キュアスター役の成瀬(瑛美)さんは、でんぱ組.incのライブを見に行かせていただいたりしていました。
キュアミルキー役の(小原)好美さんは、今回が初めましてだったのですが、緊張はまったくなくて、皆さん同世代の“チーム”という結束力が強いですね。
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