「トッキュウジャー」を“原点”と位置付けた横浜だが、「愛唄-」も俳優人生で大事な作品になったという。
「愛唄-」の撮影最終日に待っていたのは、“泣き”のシーンの撮影。横浜はその撮影時を振り返り、「泣き芝居が得意じゃないというか…普段やっぱり泣かないのでなかなか難しくて。ホントにこれ(『愛唄-』)がきっかけで涙が流せるようになったという感じです。『はじこい』とかもそうだし、PVにも出させていただいたんですけど、その時も涙が必要で…。感情が少しずつ解放できてきたのかな、そのきっかけがこの作品だったのかなって」と総括した。
撮影最終日のクランクアップ後、主演の横浜にインタビューの時間がとられた。当初の予定は10~20分ほどだったが、終わってみれば予定時間を大幅にオーバー。かなり深い時間だったにも関わらず、横浜は1時間ほどしゃべり続けたという。
「ちょっと『愛唄-』に対する思いが強すぎて…。まわりの皆さんが切り上げたそうにしているのもわかったんですけど、いや、自分の思いを全部話そうと思って。そしたら1時間くらいかかって…」と当時の思いを明かした。
「あの時の自分にしかトオルは演じられなかったと思うし、今演じたらきっと(当時の演じ方とは)違うと思う」と「愛唄-」の撮影を振り返った横浜。「この作品にかかわれたことで、一日一日を大切に生きていかないとな、ってより強く思いました。まわりの人への感謝もより強く思ったし、大切なことに気づかせてもらいました。自分にとっても役者人生の中ですごく大事な作品になったので、皆さんにとっても大好きな作品の一つになってくれたら嬉しいなと思います」とトークイベントを締めくくった。
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