2位「ノーサイド・ゲーム」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)26342pt
池井戸潤の書き下ろしの新作を原作にしたドラマが、大泉洋主演で7月7日にスタートした。出世の道を断たれたサラリーマンが、低迷するラグビー部とともに再起を目指す。
15分拡大で放送された第1話は、トキワ自動車に勤め、出世頭と目されていた君島(大泉)が、企業買収を推し進めようとする常務・滝川(上川隆也)に対し、反対意見を述べたことから、府中工場の総務部長に飛ばされることに。異動初日、君島はラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務するよう、命じられる。
かつては強豪だったアストロズだが、現在は成績が低迷し、14億もの巨額赤字を抱えていた。大学時代の経験からラグビー嫌いだった君嶋は、一度は廃部を決意するが、自身の左遷、ラグビー部員たちの思いなどから、アストロズの再起にかけることにする。
部員たちを前に、君嶋が「優勝してアストロズの名をこの国に響かせろ」と長ぜりふで熱く語り掛けるシーンが感動を呼び、今後の展開に期待が寄せられた。
また、この第1話で主題歌がサプライズ発表に。主題歌に決定した米津玄師の新曲「馬と鹿」が大泉の熱演のあとに流れ始めると、「米津さんの新曲!?」「声とメロディーにやられた」など反響が続々と。
放送後、米津は自身のTwitterに「大泉洋さん演じる君嶋が、逆境の中をひとつひとつ進んでいく様をどうにか音楽にできないかと探っていた末にこの曲ができました」と書き込んだ
3位「あなたの番です」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)25961pt
7月7日に第12話を放送。木下(山田真歩)の部屋に踏み込んだ翔太(田中圭)、黒島(西野七瀬)、二階堂(横浜流星)。部屋は事件の資料や凶器などで埋め尽くされていたが、木下はフリーライターであり、住人たちのゴミは書籍のために集めており、資料は事件の真相に迫るためのものだった。
木下が集めたゴミを持ち出して調べ始めた翔太は、そのなかに黒島のゴミとしてあった香典袋に疑念を抱く。黒島は、付き合っていた彼氏が死んだことを明かし、さらにその彼氏から暴力を受けていたこと、明るくなったと言われるのは死んだことで解放されたからだと告白した。
また、黒島が交換殺人ゲームで書いた“早川教授”は、二階堂が同じ大学に通っていたことで実在する人物であることも判明。黒島に関する情報が明らかになったものの、視聴者からは「余計怪しくなってきた」の声も。
そして、袴田吉彦を殺した犯人が、シンイー(金沢美穂)、クオン(井阪郁巳)、イクバル(バルビー)であることが分かった。だが、警察で袴田吉彦殺害の容疑者として絞られたのは、シンイーらの部屋にいる別の男2人。菜奈(原田知世)を殺した証拠がないかと403号室の藤井(片桐仁)のもとを訪れた翔太が、その2人に襲われるというラストだった。
黒島の謎、黒島の香りをかいで何かに気付いた様子の二階堂、翔太のピンチと、ますます見逃せないストーリーに多くの視聴者がくぎづけとなった。
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