天野喜孝、芹沢直樹、古代祐三ら、世界的人気を誇る日本人クリエイターが集結し制作を手掛けるアニメ「ジビエート」が、2020年夏からテレビ放送されることが明らかに。7月7日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスでのイベント「Anime Expo 2019」で発表された。これに伴い、天野、芹沢、古代の3人からのコメントが到着。また公式サイトでは、第1弾PV、キャラクタービジュアルが公開された。
日本のカルチャーシーンで活躍する著名クリエイターが集結し、“和”を海外に発信する「ジビエートプロジェクト」。アニメ「ジビエート」はそのプロジェクトの集大成となるもので、RPGシリーズ「ファイナルファンタジー」のイラストレーターとして有名な天野喜孝がキャラクターデザイン原案を、コミック版「バイオハザード」を執筆した漫画家・芹沢直樹がモンスターデザインを、「イース」「アクトレイザー」などのゲーム音楽を手掛けたサウンドクリエイター・古代祐三が劇伴音楽を担当する。
天野がアニメのキャラクターデザインに携わるのは、2009年放送のSPアニメ「ジャングル大帝 -勇気が未来をかえる-」(フジテレビ系)以来、10年ぶりのこと。 天野、芹澤、古代以外のアニメ制作陣は未公開だが、レジェンド級スタッフが担当するという。
物語の舞台は2030年の日本。人が怪物化するウイルス“ジビエ”が地球全土に蔓延(まんえん)した世界。江戸時代前期からタイムスリップしてきた侍の神崎千水、忍者の真田兼六二は、そこでジビエの治療を研究する博士と出会い、見知らぬ日本で命懸けの旅に出る。
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