――改めて、お互いの印象を教えてください。初めて会った時の第一印象は?
高橋李依:きれいなお姉さんだなって。
大原ゆい子:いえいえ、とんでもないです! 私はもう、いちファンとして存じ上げていたので、初めてお会いしたときは、「本物だ!」って心の中で叫んでました(笑)。業界の大先輩ですし、どうしようと思って…。
高橋:ちょっともう、やめてください…(笑)。
大原:めちゃくちゃかわいいし、超優しいし。
高橋:うわ~、なんかすっごく褒めてもらえた!
大原:(笑)。1期のときに、2人でニコ生の特番(2018年3月4日配信「からかい上手の(生)高木さん」)に出演させていただいたり、一緒にイベントに出させていただいたり、何度かお仕事をご一緒させていただく機会があって、本当に夢のようでした。友達にも李依さんの大ファンがいるんですけど、李依さんと会うたびに自慢しています(笑)。
ただ、私はもともと人見知りということもあって、いまだにお会いすると緊張するんですよね。こうして話している今も、若干緊張してます…。
高橋:え~っ!? 全然しなくていいのに(笑)。
大原:「李依ちゃんって呼んでいいですよ」って言ってくださるんですけど…。
高橋:そう言ってるんですけど、なかなか「李依さん」の“さん”が消えない(笑)。
大原:どうしても、「高橋さん」か「李依さん」になっちゃうんですよね。
高橋:もしかしたら、“高木さん”に引っ張られてる?(笑)
大原:でも、こういう言い方は失礼なのかもしれませんけど、李依さんは本当に一緒にいると落ち着くというか、すごく居心地のいい方です。声優さんとお仕事をご一緒する機会って、そんなにあるわけではないので、李依さんの仕事ぶり、立ち振る舞いもすごく勉強になります。めっちゃクラスにいてほしいです!(笑)
高橋:あぁ、確かに! 同じクラスになりたい!(笑)
――では大原さんが、いちファンとして感じる、高橋さんの声の魅力は?
大原:他のキャラクターを演じられているときの声も大好きですけど、高木さん役に関しては、ちょっともう別格と言えるくらい最高ですよね。私はもともと「高木さん」の原作コミックも好きで、今でもよく読むんですけど、私の頭の中では、もはや高木さんのセリフは李依さんの声でしか再生されないので。
高橋:わ~い、うれしい! ありがたい!
―― 一方、高橋さんが感じる、大原さんの歌の魅力は?
高橋:本当に大原さんの曲も歌声も大好きなんですけど、私の中では、「からかい上手の高木さん」を一緒に作っている“高木メン(バー)”っていう感じなんですよ。彼女は歌で、私は声のお芝居で、一つの作品を作っているメンバーだと思っています。だからまさに、さっき出た「同じクラス」という例えが近いのかな。
学校の文化祭で、クラスで「からかい上手の高木さん」という出し物をやることになって、美術班とか大道具班とか、班は違うけど、みんなの共同作業で一つの同じものを作っている、という感じ。私たちがアフレコしているとき、ブースの中には当然声優さんしかいないんですけど、VTRで流れてくる大原さんの歌声を聞いて、「大原さんはこんなすてきな曲を作ってるんだ。私たちも頑張らなきゃ!」と思って。会わずとも“高木メン”として心は一つ、みたいな感じですね。
大原:ありがとうございます。今の言葉、録音しておきたい!(笑)
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