フジテレビ系で1月17日(月)にスタートする“月9”ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」の制作発表会見が、都内で行われ、出演者の戸田恵梨香、三浦春馬、武井咲、篠田麻里子、内田有紀、風間杜夫が登場した。
同作は、高校を舞台に“教師と生徒の愛”というテーマを象徴的に取り上げながらも、大人社会に不信感を抱く現代の子どもたちの問いかけに徹底して向き合ったラブストーリー。また、愛し合っている男女が本当に愛を貫けるかという普遍的な愛のテーマを圧倒的なスピード感で丁寧かつスリリングに描きだしていく。そんな“試される愛”を体現する若き教師役には、確かな実力と、幅広い層から絶大な人気を得ている戸田、三浦の2人が“月9”で初主演を務める。
同僚の教師・修二との結婚を三カ月後に控えるも、修二と女子生徒との関係がきっかけで悩む上村夏実役の戸田は「表現するのが、ここまで難しいものかと苦悩しています。今後、どういう風に夏実と修二が心を通わせていくのかを大切にして丁寧に演じていければいいなと思っています」と抱負を語った。自身の役柄を演じる上でのポイントについては「女性としての感情をいかに生々しく表現できるかだろうなと思っています。ちょっとした手の動きだったり、(ドラマを)見ている人たちが気付かないような細かなところを大切に演じていければいいなと思っていますが、難しいです…」と苦労も明かした。
一方、夏実と婚約しながら、自分が担当するクラスの女子生徒と関係を持ってしまい、悩み苦しむ柏木修二役の三浦は「台本を頂いたときに、とても感動しました。本当に感動して、どの登場人物の気持ちもすごく共感できました。どの世代の方々が見ても、共感できるような愛の形がいっぱい含まれているドラマになっています」とアピール。また、戸田との初共演に三浦は「(戸田さんの)作品とかを拝見させていただいたんですが、すごい尊敬できる女優さんです。だから、本当、着いて行きます! 勉強させてもらいます!」と恐縮しきりだった。
始業式前日に修二と一晩の関係を持ち、夏実と修二の関係を壊そうとする佐伯ひかり役の武井は「わたしと同じ高校2年生の女の子なのに、これだけいろんな経験をして、たくさんの感情を持っている子だなと思いました」と役の印象を。そんな武井だが、「毎日、平凡に生きてきた自分に、この役を演じられるのかという不安はありましたが、がんばって先生たちの仲を引き裂いていこうと思います」と語り、三浦から「怖っ…(笑)」とツッこまれ、会場を湧かせた。
夏実、修二と大学の同級生でウエディングプランナー・東堂さやか役の篠田は「わたしは本とかあまり最後まで読みきったことがないんですけど、この台本を頂いた時に、初めて最後までスラスラと読めて、内容がすごく面白いと正直に思いました。その反面、コレをどうやって演じて、伝えていけたら良いのかなという不安と緊張で毎日、演技について考えています」とコメント。また夏実の親友で修二君の元彼女という難しい役に挑戦するが、「女性だったら、ちょっと心のどこかでお祝いしているんだけど、嫉妬(しっと)みたいのもあるのかなっていう面で、自分が素直に感じたところを出せればいいなと思っております」と意気込んでいた。
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