ムロツヨシと古田新太がW主演を務めるドラマ24「Iターン」(毎週金曜夜0:12-0:52ほか、テレビ東京系ほか)が、7月12日(金)よりスタート。
同ドラマは、さえないサラリーマン・狛江(ムロ)が、左遷先の街で岩切(古田)と竜崎(田中圭)の2人のヤクザに振り回されながらも、危機を乗り越えていくバイオレンスコメディー。
今回、古田に作品の印象や見どころを聞いた。
――ドラマの話を聞いた時の印象を教えてください。
正式に話をいただく前に飲み屋でムロと会って、「先輩よろしくお願いします」と言われました。聞いてないことを伝えると「え、2人でバディものを…」と言われて「うん、聞いてない」って(笑)。それで後から話がきたときに「ムロが言ってたわ」となったのが印象です。
――演じる岩切について教えてください。
昭和のザ・ヤクザでかっこいいです。黒のレザーロングコートに、白のマフラーで典型的なスタイルです。ムロがカーディガンとかを着ているので、その対比があって面白いかな。
演じる上では広島弁と北九州弁と神戸弁を合わせたみたいなのを作って、その言葉でムロを罵倒して楽しかったです。ムロのアイデアで毎回殴るシーンを入れることになって、「オイラはいいけど、痛いよ」と言っていたんです。初日から殴るシーンがあり、ムロが吹っ飛んで行ったんですけど「うまい」って言われました。
――作品の印象はいかがですか?
会社のパワハラを跳ね返していく爽快感があり、でも回を追うごとに少し泣ける話になっていきます。狛江は情けない容姿なのに、組長にたたき込まれて「家族も組も会社も守りたい。守りたいものに命を懸ける!」と強い意志が芽生えてきます。その姿が「こいつ頑張っちゃった」という感じで意外に泣けるんです。
リストラを突き付けられ左遷されて、家族に冷たくあしらわれていたのに次第に信用されて、後輩たちからも信頼されて、というのは男性視聴者が「かっこいい」とか「頑張れ」と思うんじゃないでしょうか。
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