2月3日(木)から2月10日(木)まで東京・銀座にある博品館劇場にて公演されるミュージカル「ヒロイン~女たちよタフであれ!~」の製作発表が1月7日、都内で行われ、榊原郁恵、早見優、松本伊代、石野真子らが出席した。
本作は、低予算で日本人の心情に合う舞台を気軽に楽しんでもらうために結成された“I DO BATTER PROJECT”(井戸端プロジェクト)の第一弾作品。榊原、早見、松本、石野が、その昔、一世を風靡(ふうび)した伝説の元アイドルグループ“ミューズ”を演じる。解散から25年、一日限りの再結成を果たすことになった4人が、過去の因縁や不満をぶつけ合いながらも、25年ぶりの舞台を成功させるために奮闘する姿を描く。
この日の会見に遅刻してしまった石野は平謝りし「渋滞にはまり、ナビが壊れ、乗ったタクシーの運転手とけんかをした」と新年早々、散々な目に遭ったことを語り、「ご迷惑掛けたので、頑張りたいと思う」と意気込んだ。榊原は「久しぶりのミュージカルなので、ド緊張している。せりふが覚えられず焦ってしまい、上ずった状態でやっています」と苦労している様子をみせた。
4人そろっての仕事は初めてとのことだが、けいこ場の雰囲気を、松本は「刺激もありながら、リラックスもしながら、楽しい」と笑顔。また、最近のアイドル戦国時代に関して尋ねられ、自身の息子がAKB48の大ファンであることを語り、「とても可愛らしいお嬢さん方。娘みたい! でも、あまりウチの息子たちを誘惑しないで!」とちゃっかりと釘を刺した。また早見は、アイドル時代の恋愛について聞かれると「握手した人の手の中に電話番号が書いてあった紙が入ってた…って聞きました。先輩から(笑)」と昔を振り返っていた。
自身らのデビュー当時のブロマイドを前に、「シワがない。シミもない」と月日の流れを感じていたが、榊原は「アイドル時代の衣装を着てみたが、入らなかった」と会場を爆笑の渦に巻き込み、昔と変わらないアイドルパワーの健在振りを示した。
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