——最年長らしい立ち位置ですね。逆に最年少の前川さんはどうですか?
前川:僕は自分で言うのもなんですけど、ブレーキ役だと思っています。それもみんなが思い思いの形でいてくれて、縁の下で支えてくれたり、明るく突っ走ってくれたりするメンバーがいるからこそ、「おいおいちょっと待てよ」とか「これはこうじゃない?」とか、時には前向きじゃないかもしれないけど、現実に目を向けなきゃいけない時にそういう意見を言う役割というか。
桜庭:最年少なのにしっかりしてます。
佐藤:でもほんまにたまにアホです。さっきも「2003年って3〜4年くらい前ですよね?」って。その場にいた全員「え?」みたいな。
前川:5分前のことは自分にもわからないの(笑)。
——意外なかわいらしい面も知れて親近感がわきました(笑)。では桜庭さん!
桜庭:俺は…何かあった時に一回引いてみて、足りなかった要素を加えられたらと思ってます。「これもあるよね」って気づかせるというか、付け足せる役になれたらいいなって。
赤澤:援護射撃の人?
桜庭:そうそうそう! メインじゃなくていいんです。一歩引いて、これもある、これもどう? って素材を提供しようかなって。
前川:はるくん(桜庭)は事務所に入ったのがこのメンバーの中だと一番遅いので、あまり関わったことがなかったんです。最初はどんな人なのかなって思ってたんですけど、こうしてメンバーになって話してわかったことは、やさしいし、本当に気を遣える人だよね。
桜庭:気を遣うというより、タイミングを待ってるのかも。すぐ食いつかないで、一度伺ってみる癖はあるかもね。
前川:でも「そういう意見もあるよね」とか「こうしてみるのもいいんじゃない?」とか、物腰柔らかくちゃんと言ってくれるのが、はるくんのすごくいいところ。
桜庭:やさし〜。すごくいいフォロー。
——泣けますね…。
桜庭:本当に泣いちゃう! でも今日は取っとく(笑)。
前川:取っとくの(笑)?
——より嬉しい時に(笑)。では坂垣さんはいかがですか?
赤澤:怜次くんはやさしい!
坂垣:ありがとう(照)。みんな包容力とか言ってくれるので、ステージで緊張した時に、横にいる俺を見て安心してほしいなと思います。あとは怒ったり、辛かったりする時に、気持ちを和らげたり、みんなに相談してもらえるようになれたらいいなって思ってます。
前川:なってるよ。
桜庭:うん、もう十分そうなってるよ。
——友情が垣間見えますね…。次は佐藤さん、お願いします。
佐藤:みんなが正統派なら…僕は我が道を行きたいです。違うルートからというか、そんな案出る? って思われるような。僕ふわふわしてるってよく言われるんですけど、心の中ではわりと冷静というか、結構毒のあるツッコミをしたくなるタイプなんですよ。見た目とギャップがあるってよく言われるんですけど、ファンにはまだ浸透していないみたいなので、これから「あの見た目でめっちゃ言うやん」とか、こんなスパイスの人もいるんやみたいに思ってもらえたらいいなって。
赤澤:怜央くんとのコンビがめっちゃ面白いんですよ。ほんまに毒はいて反対したりとか、意見ぶつけ合ったりしてると思ったら、2人で休日に一緒に服買いに行ったりして(笑)。
佐藤:僕の最寄りの駅まで来てくれて、一緒にカラオケ行くの(笑)。
前川:やさしい(笑)。
赤澤:めっちゃいい話〜。
堀田:もうやめて(笑)。
佐藤:話を戻して(笑)、自分の役割をまとめると「信長くん、そっち行っちゃう?」みたいな。
桜庭:おちゃめだよね。遊び心がある。
前川:末っ子みたい。自由人。
佐藤:僕、2番目に年上なんですけどね(笑)。でもほぼみんな年下なのに、年上みたいな感じ。みんな頼れる!
佐藤以外全員:それはおかしいよ(笑)!
——(笑)。それでは、最後にTFGが今後どんなグループになっていきたいかお聞きしたいです。
赤澤:ひたむきに、まっすぐに頑張る人たちってすごく素敵だと思うんです。高校球児とかそうですよね。そんな7人が活躍するグループになって、一人でも多くの人に「応援したい」と思われるようになりたいです。みんなで同じ方向を向いて「TFGいいじゃん!」と言っていただけるように、頑張ります!
取材・文=イワイユウ
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