今年の1月からドラマで放送されていた「広告会社、男子寮のおかずくん」(テレビ神奈川ほか)が映画化され、7月12日より劇場で公開される。
広告会社に勤める“おかずくん”こと西尾和(黒羽麻璃央)は、東良啓介(崎山つばさ)、北一平(小林且弥)、南郷正(大山真志)と毎週金曜の夜にごはんを持ち寄り癒し合っては、クセのあるクライアントたちに立ち向かっていく。
毎回“飯テロ”と言われた、男子4人の持ち寄りごはんがおいしそ〜なこの作品。映画は江の島のイタリアン店を中心に、物語が進む。
2.5次元系の舞台を中心に、活動の幅を広げている黒羽さん。盟友の崎山つばささんとの共演や、本作の見どころについて、聞いてみた。
——映画化が決まったときの感想は?
素直にうれしかったです。自分の連続ドラマ初主演の作品が展開的にふくらんでいくのは、役者冥利につきますね。
——ドラマに出演中、途中までは自分が主役だと気づいていなかったとか。
(笑)それくらいリラックスして撮影に臨めたんですよ。ドラマに出演すること自体は初めてではなかったですが、主演は初だなぁと。「あ、そういえば主役なんだ」という気づきは、自分のなかでうれしいサプライズでした。
——それほどリラックスできたのは、共演者の存在も大きいですか?
そうですね、一番はそこだと思います。東良役の崎山(つばさ)さんもいたし、ゆるい空気でやれていました。
——小林且弥さん、大山真志さんとはこのドラマが初対面だったとか。
そうなんですけど、ゆるい二人なので(笑)。初対面から意気投合して、4人でずっと一緒にいました。
——そのときは、どんな会話を?
ごはんの話とか、あとは基本的にセリフを合わせていましたね。撮影が結構バタバタしていたので、合わせまくっていました。
——ごはんの話は、具体的にどんな話を?
米の種類や炊き方とか(笑)。僕は米を炊いていた時期もあったんですけど、虫が湧いて以来、レンジでチンするごはんにしています。劇中でも米担当の北さんを演じる小林さんや、あと南郷役の大山さんは監督が薦めてくれた土鍋を買って、それで米を炊いたらしいです。「すごくおいしい」と言っていました。僕はその会話に入れませんでしたが(笑)。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)